米国株式相場は大幅下落。ダウ平均は800.49ドル安の25479.42、ナスダックは242.42ポイント安の7773.94で取引を終了した。中国の7月鉱工業生産が10年ぶりの低水準となったほか、ドイツの4-6月期GDP速報値がマイナス成長となり、売りが先行。長期金利が低下し、米国債イールドカーブ(長短金利差)が逆転したことで世界経済減速への警戒感が高まり、大幅下落となった。セクター別では全面安となり、特に銀行や自動車・自動車部品の下落が目立った。

米10年債利回りが1.6%を下回る水準まで低下し、シティ・グループ(C)、バンクオブアメリカ(BAC)、JPモルガン(JPM)など金融各社が軒並み下落。小売のメーシーズ(M)は、業績見通しを引き下げ急落。百貨店のコールズ(KSS)やノードストローム(JWN)も業績懸念から大幅下落。オンライン家具販売のウェイフェア(W)は、7.5億ドル相当の転換社債の発行を発表し急落となった。

ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)はマーケット終了後に5-7月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れたものの、業績見通しが予想に届かず、時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウ800ドル安、世界経済の鈍化懸念が広がる