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前場に注目すべき3つのポイント~21000円処での底堅さを見極め


13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:21000円処での底堅さを見極め
■前場の注目材料:神戸物産、2Q営業利益21.1%増、進捗率は56.5%に
■板硝子、“光る窓ガラス”開発、有機LED活用

■21000円処での底堅さを見極め

13日の日本株市場は、先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控える中、日経平均の21000円処での強弱感が対立しそうである。12日の米国市場は、原油相場の下落が嫌気されたほか、米中貿易摩擦や香港の条例改正案を巡る抗議行動の行方を見極めたいとの思惑から弱含みの動きに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の21035円。円相場は1ドル108円40銭台で推移している。

米株安の流れから売り先行の展開となり、日経平均は心理的な支持線として意識されている21000円処での底堅さを見極めることになりそうだ。昨日はSQを控える中、225先物は安値21120円、高値21260円での推移であり、オプション権利行使価格である21125円と21250円処での推移といった、狭いレンジでのこう着であった。このレンジを明確に上放れてくるようだと、ヘッジに伴う動きからトレンドが出てくると期待もあったが、朝方の1時間程度でトレードが終わった格好であった。

本日は21000円を試す格好となり、権利行使価格の21000円と21125円でのレンジでの推移になりそうである。21000円を下回ってくる局面においては、やや神経質な展開になる可能性がある。また、米国ではマイクロン・テクノロジー、ウエスタンデジタル、ラムリサーチが軒並み5%を超える下落となっている。アナリストによる格下げ等が嫌気された格好であるが、ハイテク株への重石となる。一方で、これまで調整局面においてはハイテク株への買い戻しのタイミングにもなっていたため、売り一巡後の底堅さがみられてくるようだと、安心感につながりやすいだろう。

まずは日経平均の21000円処での売り込みづらさを見極め、短期的な買い戻しによる自律反発への意識に向かうかを見極めたい。物色の流れとしては材料株についても足元で動意付いている銘柄などへは利食いが出やすいだろう。とはいえ、昨年12月の安値期日が近づいているため、需給改善を意識した材料株物色は意識しておきたい。


■神戸物産、2Q営業利益21.1%増、進捗率は56.5%に

神戸物産<3038>が発表した第2四半期業績は、営業利益が前年同期比21.1%増の93.24億円だった。会社計画の83億円を超過しての着地となり、通期計画に対する進捗率は56.5%となる。業績の良さは毎月発表される月次営業状況で確認されており、昨日は決算での好材料出尽くしを意識した売りが出ていた面もあり、改めて評価してくるかが注目される。


■前場の注目材料
・1ドル108円40-50銭
・VIX指数は低下(15.91、-0.08)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・日銀追加金融緩和への期待
・米利下げ期待
・株安局面での自社株買い

・板硝子<5202>“光る窓ガラス”開発、有機LED活用
・菱地所<8802>警備ロボ100台、暗闇・死角も監視、ビル管理人不足に対応
・三井物<8031>ダイナミックプラスがエイベックス<7860>から出資、エンタメ分野で連携
・アマダHD<6113>加工時間1/4、プレスで「ヘリカルギア」、SUBARU<7270>と技術
・横河電<6841>温度監視サービス拡大、フィンランド企業に出資(


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 4-6月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断(1-3月期:-7.3)

<海外>
・10:30 豪・5月失業率(予想:5.1%、4月:5.2%)
・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+1.6万人、4月:+2.84万人)



<SF>

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