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NY為替:米中摩擦激化や景気減速への懸念による株安で円買い


 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円11銭から109円46銭まで下落し、109円61銭で引けた。米中通商摩擦の激化懸念が強まったほか、欧米PMI低下で世界的な景気減速懸念も再燃し、欧州株全面安、米株大幅安、原油価格急落、米10年債利回り急低下(一時2.29%台)を受けて、ドル売り、円買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1107ドルまで下落後、1.1188ドルまで上昇し、1.1181ドルで引けた。独IFO指数やユーロ圏PMIの低下を受けたユーロ売りが先行後、米国のPMIや住宅指標の低下を受けたドル売りで買いに転じた。ユーロ・円は122円65銭から122円15銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2624ドルから1.2684ドルまで反発。英国の合意なきEU離脱懸念によるポンド売りが一服し、買い戻された。ドル・スイスフランは1.0095フランから1.0024フランまで下落した。



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