■NY株式:NYダウ27ドル安、主要金融決算を嫌気

米国株式相場は下落。ダウ平均は27.53ドル安の26384.77、ナスダックは8.15ポイント安の7976.01で取引を終了した。4月NY連銀製造業景況指数が予想を上振れた一方で、主要金融決算が嫌気された。しかし今週から本格化する1-3月期決算を見極めたいとの思惑から、引けにかけては下げ幅を縮小。セクター別では、食品・生活必需品小売や商業・専門サービスが上昇する一方で、運輸や自動車・自動車部品が下落した。

投資銀行のゴールドマンサックス(GS)は、株式取引による収入が落ち込み下落。大手行のシティグループ(C)も顧客取引の減少が示され小動き。航空大手のアメリカン航空(AAL)は、2度の墜落事故を起こした「737 MAX」の運航停止措置を8月まで延長すると発表し軟調推移。一方で、エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け上昇した。

スポーツ用品のナイキ(NKE)は、長年スポンサーを務めてきたタイガーウッズがマスターズで勝利したほか、一部アナリストによる目標株価の引き上げを受けて上昇した。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米経済指標改善でドル下げ渋り

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円95銭から112円08銭まで上昇し、112円04銭で引けた。米国の4月NY連銀製造業景気指数が予想を上回りドル買いが優勢となった。ただ、その後は日米通商協議控えてドルは伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1316ドルから1.1298ドルまで下落し、1.1303ドルで引けた。欧州連合(EU)が米国との貿易交渉の再開を発表したが、ビルロワ・ドガロー仏中央銀行総裁が「上半期成長は予想をかなり下回る可能性がある」と警告したほか、欧州中央銀行(ECB)の「大規模な刺激策の公約」を再確認したため、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、126円79銭まで上昇後、126円55銭まで反落。ポンド・ドルは、1.3119ドルまで上昇後、1.3087ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0024フランから1.0047フランまで上昇した。


■NY原油:反落で63.40ドル、需要鈍化への懸念残る

NY原油先物5月限は反落(NYMEX原油5月限終値:63.40 ↓0.49)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比−0.49ドルの63.40ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは63.03ドル−63.84ドル。米国経済の強さに不透明感が広がり、原油需要の鈍化を懸念した売りが観測された。一部では、17日発表の中国関連の経済指標を確認したいとの理由でポジション調整的な売りも入ったようだ。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  29.84ドル   -0.33ドル(-1.09%)
モルガン・スタンレー(MS) 46.08ドル   -0.61ドル(-1.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)199.91ドル  -7.93ドル(-3.82%)
インテル(INTC)        56.28ドル   -0.14ドル(-0.25%)
アップル(AAPL)        199.23ドル  +0.36ドル(+0.18%)
アルファベット(GOOG)    1221.10ドル +3.23ドル(+0.27%)
フェイスブック(FB)     179.65ドル  +0.55ドル(+0.31%)
キャタピラー(CAT)      140.25ドル  -0.95ドル(-0.67%)
アルコア(AA)         27.74ドル   -0.55ドル(-1.94%)
ウォルマート(WMT)      102.43ドル  +0.87ドル(+0.86%)
スプリント(S)         5.88ドル   -0.22ドル(-3.61%)

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情報提供元:FISCO
記事名:「15日の米国市場ダイジェスト:NYダウ27ドル安、主要金融決算を嫌気