ソニーや丸井Gに注目

先週末9日の米国市場では、NYダウが201.92ドル安の25989.30、ナスダック総合指数が123.98pt安の7406.90と大幅に下落。シカゴ日経225先物も大阪比145円安の22125円と下げた。
本日早朝の為替は1ドル113円台後半の小幅円高で取引されている。このため、本日は米国株に連れ安し、任天堂<7974>やソフトバンクG<9984>に加え、東エレク<8035>をはじめとする電子部品株の下落が予想される。ペンス副大統領が本日来日し、13日に安倍首相と会談する予定のため、自動車株は買いが見送られやすいだろう。また、米原油先物が先週末までに10日連続で下落しており、本日も国際帝石<1605>やJXTG<5020>の石油株、三井物<8031>など総合商社株の売りが膨らみそうだ。中国・上海市場の取引開始後に日経平均が下げ幅を拡大しなければ、売り物はいったん収まるとともに、個人の短期売買マネーは幕間つなぎ的に新興株に回る可能性がある。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたフージャース<3284>、トレンド<4704>、東製鉄<5423>、東芝<6502>、ソニー<6758>、ニコン<7731>、ニチハ<7943>、丸井G<8252>、セコム<9735>などに注目。

＜HH＞