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NY株式:下落、中国経済の鈍化や利上げ継続への懸念が広がる



米国株式相場は下落。ダウ平均は201.92ドル安の25989.30、ナスダックは123.98ポイント安の7406.90で取引を終了した。中国の10月卸売物価指数(PPI)が前月から鈍化し、アジア株が全面安となったほか、昨日のFOMCで利上げ継続方針が維持されたことから欧州株もほぼ全面安となり、米国株も売りが先行。10月生産者物価指数が予想を上振れインフレ上昇への警戒感が強まったほか、原油相場の下落も嫌気され、終日下落となった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や食品・飲料・タバコが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や自動車・自動車部品が下落した。

口コミサイトのイェルプ(YELP)は、10-12月期の売上高見通しが予想を下振れたほか、複数のアナリストによる投資判断引き下げを受け、急落。ゲーム企業のアクティビジョン・ブリザード(ATVI)は、決算内容が嫌気され、大幅下落。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、JPモルガンによる投資判断引き下げを受け、下落。一方で、エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、決算内容が予想を上振れ、上昇。家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)は、10部門に別れた組織を6つの主力商品分野別に再編する計画を発表し、買われた。

クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)は、ヘッジファンドのサード・ポイントが同社株を新たに取得したことが明らかとなった。今後18カ月の間に30%の上昇を見込んでいる模様。

(Horiko Capital Management LLC)


<TN>

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