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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクやバイオ関連の動向に注視


27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:ハイテクやバイオ関連の動向に注視
■前場の注目材料:菱洋エレク、19年1月期営業利益を上方修正、電子部品が好調
■ローム、設備投資2400億円、パワー半導体、EV・産ロボ向け増産


■ハイテクやバイオ関連の動向に注視

27日の日本株市場は、商いが膨らみづらい需給状況の中ではあるが、底堅い相場展開が見込まれる。24日の米国市場では、パウエルFRB議長が景気拡大の継続を背景に、緩やかな利上げ継続が適切になるとの認識を強調したことが好感され、S&P500指数とナスダック総合指数は最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の22610円。円相場は1ドル111円30銭台で推移している。

パウエルFRB議長は、米経済の力強い成長が続くなかでも利上げペースを速めない姿勢を示唆した。トランプ米大統領の意向を受けた感はあるが、通過材料といったところであろう。一方で、AMDが7%を超える上昇となるなど、引き続きハイテク株の出直り基調は支援材料になりそうだ。

もっとも、米中貿易戦争が泥沼化する中、米中通商協議の内容を見極めたいなか、先週末の出来高は4日ぶりに10億株を割り込み、売買代金は6営業日連続で2兆円を下回っている。海外勢の売り越し基調の変化を見極めるまでは、積極的な上値追いの動きは期待しづらいところである。

また、インデックスに絡んだ商いによってリバウンドが持続する可能性はあるが、トレンド性がないほか、外部環境の不透明要因が一気に好転してくることも考えづらく、物色対象は定まりづらいだろう。引き続き、足元で売り込まれていた銘柄やバイオ関連など外部環境に振らされ難く出遅れているセクターや銘柄などの自律反発狙いが中心になりやすい。


■菱洋エレク、19年1月期営業利益を上方修正、電子部品が好調

菱洋エレク<8068>は24日、2019年1月期業績予想を修正。営業利益は12億円と従来の10億円から上方修正している。電子部品は医療向けが伸びたほか、情報セキュリティーの需要が高まり、サーバー向けの電子部品も好調だった。また、産業向けやパソコン向けの半導体も伸びた。


■前場の注目材料

・日経平均は上昇(22601.77、+190.95)
・NYダウは上昇(25790.35、+133.37)
・ナスダック総合指数は上昇(7945.98、+67.52)
・シカゴ日経225先物は上昇(22610、大阪比+20)
・SOX指数は上昇(1375.88、+19.75)
・VIX指数は下落(11.99、-0.42)
・米原油先物は上昇(68.72、+0.89)
・好調な企業業績

・ローム<6963>、設備投資2400億円、パワー半導体、EV・産ロボ向け増産
・伊藤忠<8001>、基幹システム刷新、会計・営業データ統合、AI活用で効率化
・芙蓉リース<8424>、VBと資本業務提携、経理事務受託サービス


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・10:30 中・工業利益(7月)  20.0%

<海外>
・10:00 伸銅品出荷統計(7月)



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