ミサワ<3169>:509円(+80円)
ストップ高。前日に発表した第1四半期決算が好感されている。営業利益は1億円で前年同期比2.2倍の水準となっている。上半期計画1.1億円に対する進捗率は93%にまで達しており、業績上振れの可能性が高いとの期待感が先行しているようだ。前期までは2期連続での赤字決算だったこともあり、収益モメンタムの回復が鮮明化する状況にもなっている。


エコモット<3987>:1157円(-48円)
大幅に反落。5月28日に決議した新株発行及び株式売出について、発行価格と売出価格が1株当たり1156円に決まったと発表している。第三者割当による新株発行の払込金額は1株当たり1083.70円。いずれも12日終値(1205円)を下回っていることから、さや寄せする動きが出ている。また、価格決定を機に材料が出尽くしたとみて、いったん利益確定売りを出している向きもあるようだ。


富士ピー・エス<1848>:747円(+100円)
ストップ高。前日に東証2部から1部への指定承認が発表されている。6月19日から東証1部へ鞍替えとなる。TOPIX連動型ファンドからの買い需要発生を見越して、先回り買いの動きが進む形になっているようだ。一部の試算では、12日の大引けで約49万株の買い需要が発生とされており、これは約19日分の買いインパクトとなる。株価は安値圏にあり、これまで期待感はそれほど織り込まれていなかったとみられる。


夢真HD<2362>:1149円(+19円)
大幅に6日続伸。5月の営業利益が前年同月比85%増の4.39億円だったと発表している。稼動人数の増加や派遣単価の上昇に加え、強い需要を背景に高稼働率を維持したほか、販管費を微増に抑えたことが奏功した。技術者採用も17年10月-18年5月の累計で1,849人と年間計画2,500人に対して堅調に推移している。18年9月期の営業利益予想42.00億円に対し、5月までの累計は32.85億円で進捗率は78.2%となっている。


MS&AD<8725>:3592円(+52円)
反発。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3900円から4200円に引き上げている。株主還元の新たな方針が示され、総還元額の見通しが拡大していることを評価。来期予想ベースの総還元利回りは6.5%まで上昇としている。なお、大和証券では、株主還元の魅力から保険セクターの判断は「強気」を継続しているが、株価の上昇を背景にSOMPOHDの投資判断は「1」から「2」に格下げしている。


ラクオリア創薬<4579>:1620円(+173円)
大幅に続伸。米国で審査中だった選択的TRPM8遮断薬(アザスピロ誘導体)の物質特許について、特許査定の連絡を受けたと発表している。アザスピロ誘導体は、同社で初めての開示となる選択的TRPM8遮断薬の物質特許。今回の特許査定で米国での知的財産権が強化される。TRPM8遮断薬は、神経障害性疼痛の抗がん剤誘発冷アロディニアのモデル動物のほか、膀胱炎モデル動物に対して効果を示すことが確認されているという。


郵船<9101>:2318円(+71円)
反発。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2550円から3000円に引き上げている。低収益の最大要因だったドライバルク船の赤字が想定以上のペースで縮小していること、事業移管に伴う一時費用の一巡で19年度に高い増益率が見込まれること、バリュエーションの割安感などを背景としている。利益安定度の高いとして「バイ」を継続している商船三井より投資妙味は高いと指摘。

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情報提供元:FISCO
記事名:「注目銘柄ダイジェスト(前場):ミサワ、富士ピー・エス、ラクオリア創薬など