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今日の為替市場ポイント:米欧間の対立継続でドル上げ渋りも


8日のドル・円相場は、東京市場では109円85銭から109円35銭まで反落。欧米市場でドルは一時109円20銭まで下げたが、109円60銭まで反発し、109円47銭で取引を終えた。

本日11日のドル・円は、主に109円台半ば近辺で推移か。トランプ米大統領は主要7か国(G7)首脳会議(サミット)の共同コミュニケを承認しないよう米代表団に指示しており、米国と欧州、カナダは通商問題を巡って対立していることから、リスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される展開となりそうだ。

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、12日にシンガポールで史上初となる米朝首脳会談を行う。北朝鮮の非核化が会談の主要テーマになるとみられている。トランプ大統領は記者団に対して「金正恩委員長が真剣かどうかは最初の1分以内に分かる」との見方を伝えたようだが、首脳会談が無事終了し、朝鮮半島の非核化への進展が期待された場合、朝鮮戦争終結に向けた動きが出てくる可能性もあることから、リスク要因の後退で円売り優勢の展開となる可能性がある。

また、12-13日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、3月以来の追加利上げが決定される見通し。追加利上げは織り込み済みだが、今回公表されるFOMCの経済予測で金利見通しが上方修正された場合、日米金利差拡大を想定したドル買い・円売りが活発となりそうだ。金利見通しが据え置かれても、利上げ継続の方針が示された場合、リスク選好的なドル買い・円売りが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。




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