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注目銘柄ダイジェスト(前場):アウトソシング、CTC、ニチダイなど


フォスター電<6794>:1858円(-215円)
大幅続落。前週末に発表した決算が嫌気されて前日はストップ安比例配分、本日も売りが優勢となっている。前期営業利益は93億円で前期比3.1倍と急拡大したものの、今期は55億円で同41%の大幅減益見通しとなった。円高の影響やスマホ向け出荷減、値下げ競争激化などが減益見通しの背景とみられるが、市場予想のおよそ半分の水準となるガイダンスにはネガティブなインパクトが強いもよう。


CTC<4739>:2057円(-251円)
大幅反落で下落率トップ。前日に前3月期の決算を発表、前期営業利益は326億円で前期比4.8%増益、340億円程度であった市場予想を下回った。1-3月期は前年同期比2.3%減と減益に転じている。情報通信分野が伸び悩む格好となっている。1-3月期は受注高も同8%の減少に。今期は350億円で前期比7.3%増益の予想、市場予想の370億円を下回っている。足元の業績モメンタム低下を警戒視する動きが優勢に。


テラプロ<6627>:1437円(39円)
大幅続伸。17年4月14日に公表したマイクロンジャパンへの事業譲渡が完了したと発表している。譲渡したのは、マイクロンジャパンのグループ会社であるマイクロンメモリジャパン(旧エルピーダメモリ)に対する半導体テストサービス事業で、譲渡価格は3509万6625米ドル(37.70億円)。譲渡完了に伴い、18年12月期第2四半期に特別利益の発生が見込まれることから、買いが集まっている。


ビジョナリーホールデ<9263>:105円(+5円)
大幅続伸。新たに連結子会社「VisionWedge」を設立すると発表している。アイケアニーズの掘り起こしと事業基盤の強化・拡大を図ることが目的。新会社はメガネ・サングラス・補聴器関連商品を中心とした卸販売「ホールセール事業」を軸に、「コンサルティング事業」や「アイケアコミュニケーション事業」を展開する。同社は4月27日に連結子会社の清算結了を発表するなど事業の再編を進めている。


アウトソシング<2427>:2101円(+217円)
大幅続伸で上昇率トップ。前日に発表した第1四半期決算が好感されている。営業利益は20.5億円で前年同期比44%増益、上半期計画は同4%の増益にとどまっており、好調な進捗と受け止められているようだ。国内アウトソーシング事業が各セグメントにおいて揃って拡大している。成長性の高さなどが再認識される展開に。


JT<2914>:3046円(+160.5円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1468億円で前年同期比1.5%減益、為替一定ベースの調整後営業利益は1510億円で同0.5%増であった。決算数値に大きなサプライズはないが、国内タバコの調整後営業利益が同14%減での着地、経費削減の進捗などで想定以上に底堅いとの見方が多いようだ。また、加熱式たばこ「プルーム・テック」の全国拡販の開始時期を9月から6月に前倒しした事などもポジティブに捉えられている。


ニチダイ<6467>:1315円(+127円)
大幅反発。19年3月期の営業利益予想を前期比27.1%増の9.60億円と発表している。ネットシェイプ事業の金型部門におけるアジア地域向けの売上高の増加やフィルタ事業が堅調に推移するとして、売上高は同3.0%増の157億円と過去最高を更新する見込み。同時に発表した18年3月期の営業利益は同17.6%増の7.55億円で着地し、同期の期末配当を従来予想の8.00円から10.00円(特別配当2.00円含む。前期実績10.00円)に増額した。



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