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日経平均テクニカル:小幅に3日続伸。5日線堅持も膠着感強まる


16日の日経平均は、小幅に3日続伸。朝方は買いが先行したが、一目均衡表の雲下限を前に上げ幅を縮小し、一時21700円台まで下げた。しかし、下値では買いが入って
終値は小幅プラスを確保。5日線を下値支持線とする前週からの流れは維持された。
一方で21900円付近での上値の重さも再確認され、相場は膠着感を強めている。25日線、200日線が上昇基調を維持していることもあって下値は堅いものの、22000円回復には新規の材料待ちの情勢と言える。一目均衡表では、基準線は引き続き横ばいだが、転換線は上昇しており、日々線の上昇をサポートしている。18日には日々線が下降中の雲下限に突入する公算が大きい。雲下限は5月10日に21198.62円まで下がるため、雲突入後は短期間のうちに雲抜けを果たしたいところだ。ボリンジャーバンドでは、+1σを割り込むことなく推移したが、前日に続いて+2σは遠く、下値固めが続いた。RSIは78.38%と過熱圏に接近し、1月17日以来の高水準となった。株価がさほど上がらないままRSIの上昇が続くようだと買い疲れが意識され、22000円を回復する前にいったん下落して態勢を立て直す必要が出てくるだろう。

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