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個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2017年11月13日8時に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.723 (前日比↓) :(前日2.812 )
◆米10年債金利:2.402(前日比↑)
◆米2年債金利:1.658 (前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.744 (前日比↑)
◆日米10年金利差: 2.365(前日比↑)
◆ドル円: 113.58 円(前日比↑)
◆NY金:1,275.13 (前日比↓)
◆シカゴ日経: 22,465円(前日比↓)

■今週の日経平均株価予想(11月13日~11月17日)
始値:22,500 円(先週末比↓)
高値:22,950 円(先週末比↑)
安値:22,300 円(先週末比↓)
終値:22,550 円(先週末比↓)

■今週の日経平均株価予想
NY市場の米10年債金利とドル円は上昇、シカゴ日経225先物は22,465円(前日比180円安)で終えています。独自総合指数は、最高値圏(2.812)から続落。始値は22,500円辺り、利益確定売りもあり上値は重いものの高値は22,950円辺りと予想。週間では22,300円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと海外勢の買いが期待できるでしょう。終値は、下げ幅を縮めて22,550円辺りまで戻すと想定。SQ値(22,531円)と5日移動線(22,514円)を挟んでの展開を想定、一旦は天井を打った感があるものの、海外勢と日銀のETF買いが何処(SQ値よりマイナス0.7%の22,370円辺り想定)で入るか今週の注目点になるでしょう。その他、ドル円は3日移動線(113.42円)を挟んでの展開を想定、安値112.80円辺りから高値114.20円辺りのレンジを予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いものの、安値圏では、押目買いが入ることも期待されるでしょう。地政学リスク要因次第では大きく動く場面もありそうです。

■今週予想参考の注目指数(3週目)
本日朝の、米長短金利差は0.708%(6日)から0.744%(先週比↑)と最低値から上昇、ドル円は113.77円から113.56円(先週比↓)若干下落して乖離幅が縮まっています。ドル円は日本株高と米法人税制改革案の期待感に支えられ、114.00円辺りで推移しています。米長短金利差は15年初来の最低値(0.670)まで低下して反発してきています。米10年債金利は2.402と節目の2.400辺りを上回り、米2年債金利は1.658と最低値圏です、一部メディア報道では米法人税制改革案への懐疑的な声も聞かれるようになり、米10・2年債金利が急上昇する望みは薄いでしょう。その他38週米長短金利差移動線(0.932)も低下しています。今後短期的な米長短金利差の上限値は、38週米長短金利差移動線が抵抗線になり0.900辺りまでと想定。従ってドル円は、米法人税制改革案が今後のリスク要因となり、米法人税制改革案の進展と地政学リスク次第では、ボラティリティが拡大する場面もあるでしょう。

(注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。

◆以下10月30日執筆、米長短金利差(10年−2年)は、概ね米国経済のインフレ先行期待値(判断基準は0.000%)と言われています。私は米長短金利差とドル円の関係性を分析しています。概ね米長短金利差が先行し、その後ドル円が動いて来ます。年始来の米長短金利差は、高値1.282%(2月6日)から安値0.738%(10月19日)で足元は0.820%辺りで推移。一方ドル円は、高値116.48円(1月4日)から安値107.78円(9月8日)で足元は113.68円辺りで推移、特に9月の北朝鮮リスクからは112.80円から114.20円辺りと値幅は限定的になっています。北朝鮮リスク時から両指標は乖離幅が拡大していますが、時間とともに収斂され乖離幅はどちらかに接近します。両指標の短期的には、基軸国債の米10年債金利は、トランプ政策の不安定化が意識され上値(2.477%)は重いでしょう、従って米長短金利差の急上昇は見込みづらく、今後はドル円が米長短金利差の方向に接近するでしょう。年末までのドル円は、上限値114.50円~下限値108.50円レンジが想定できると見ています。

◆一般的にドル円との関連指標は、日米金利差(10年債)と言われています、日米金利差の上下幅でドル円の動きが説明されます。分析の仮説は、米長短金利差とドル円との指標では、米長短金利差の指標がリスク要因時に、ドル円より先行(英EU離脱・トランプ政権誕生時)して変化が表れている事が見て取れるようです。(あくまで私見です)

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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新




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