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相対的に出遅れているセクターにシフト【クロージング】


27日の日経平均は続落。63.14円安の20267.05円(出来高概算12億株)で取引を終えた。26日のNY市場はまちまちだったが、ハイテク中心に買い戻しの動きもみられており、この流れを引き継ぐ格好から、シカゴ先物清算値の水準を上回って始まった。日経平均の配当落ち分は約130円程とみられ、前日の終値から換算すると20200円辺りが基準となるなか、60円安程度からのスタート。その後は狭いレンジでの推移となり、続落ではあるが、底堅さが意識されている。

米ハイテク株のリバウンドのほか、米利上げ観測の高まりによる円安なども材料視されていた。高配当銘柄は配当落ちの影響から下落とはなったが、三菱UFJ<8306>は配当落ち分を吸収して上昇に転じていることも、センチメントを明るくさせていた。

また、日経平均は続落ではあるが、配当落ちを考慮しても、価格帯別出来高が積み上がっている20000-20200円のレンジを上回って推移していたこともあり、底堅さが意識される。この支持線レベルを固めつつ、リバウンドに向かう流れに期待したいところである。

もっとも、米利上げ観測から円安に振れやすく先高観が強いものの、北朝鮮を巡る緊張が警戒されるなか、上値追いは慎重になりやすい。物色対象は絞りづらい面はあるが、相対的に出遅れているセクターや内需系にシフトしやすいだろう。また、テーマ性のある銘柄についても、電池関連や子育て支援といった先行きに対する期待が大きいテーマについては、利食いをこなしながらも長期的な物色になりそうだ。



<AK>

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