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【FISCOソーシャルレポーター】めたん:損切りをするタイミングについて考えてみよう


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家めたん氏(ブログ「元証券ディーラーが50万から始めるデイトレ日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年8月12日11時 に執筆

FISCOソーシャルレポーターとして活動をしている、「めたん」と申します。証券ディーラーを経験後、現在は専業投資家として日々相場に向き合いながら、他にもいくつか事業を立ち上げて生計を立てています。相場への戦略・向き合い方・考え方をメインに執筆していきます。宜しくお願い致します。

今回は【損切りをするタイミング】について書いていきます。

誰しもが嫌な「損切り」。特にここ最近では約1か月間日経平均が19800~20300円でのレンジ相場が続いていましたが、下抜けてしまい日経平均は久しぶりに大きな動きが出てきました。下げ止まったのか、まだまだ下落の始まりでしかないのか、今後の動きは誰にもわかりませんが嫌な動きをしています。

今回の動きで持ち株の株価が下がった人は、損切りをするのか、まだ持っておくのか、もしくは買い増すチャンスなのか、色々な考えが頭に浮かんでいることでしょう。評価損が大きくなってくると人は冷静な対応が出来なくなってしまいます。【損切り】については早め早めに考えていくことをおススメします。


●その銘柄を買った理由を思い出してみよう
まず考えて欲しい事は、なぜその銘柄を買ったのか?です。

・チャートの形が良かったから
・業績が良かったから
・テクニカル的に上がりそうだったから

買う理由については人それぞれなので何でもいいと思います。

●買った理由が崩れた時こそが損切りタイミング
しかし、上記で思い出した買った理由が崩れたならば、損切りをするタイミングになってきます。

【〇〇の理由で株価が上がると思い購入】したわけなのですから、その理由が崩れてしまえば、その銘柄の株価が今後上がるか下がるかは別にして、自分自身の戦略上はもうその銘柄を持っている理由は無いわけです。

これはポジションが評価損の時はもちろん、評価益の時にも言える事です。

株を買う時は何かしら値上がると考える理由があって、買うわけです。その理由が崩れた場合は銘柄を持っている理由はありません。

●その銘柄を持っておく理由を探すのは絶対NG
割と多いのは、元々株を買う理由が崩れた時にその銘柄を持つための「他の理由を探してしまう」事。これはポジションが評価損になっている時に特に多いことです。

持っている理由が崩れて損切りをしなければいけないのですが、損切りをしたくない為にその銘柄を持っている理由を正当化するために何か他の理由を探してしまうのです。

株式投資では値上がりしそうな銘柄を探し出してから、株を買うものです。まず何でもいいから適当に株を買ってみて、そこからその株を買った理由を探すような人は一人もいません。

でも、同じようなことをしてしまっている人は数多くいるわけです。

●どうしても損切りしたくない人へ
どうしても損切りをしたく無い人に僕が毎回伝えていることがあります。

「まず一度損切りをし、そして本当に欲しければ再び株を買い直してみてください。」と。

保有する理由が崩れたらまずは一度損切りをすることをおススメします。損切りをすると人は冷静になれます。冷静な気持ちになって、再度同じ株を買い直すのか、他の値上がりしそうな銘柄を探すのかを考えてみてください。

損切りをしたくない多くの人は評価損を実損として確定させたくないだけなのです。評価損の状態では損失では無いと言う人もいます。その考えで成功した方もいるでしょうし、100%間違いとは言わないまでも、僕はそうは思いません。評価損も実損も同じようなものです。評価損であろうと損失は損失です。

持っている理由が崩れたらまずは損切り。損切りをして冷静な気持ちになってからどうするかを考えることで、良い結果に繋がると僕は考えています。

こちらの記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
読んで頂きありがとうございました。

「元証券ディーラーが50万から始めるデイトレ日記」と検索していただければ、他にも投資に関することを執筆しています。また、Twitterでも日々相場のことを呟いていますので、宜しければHPからフォローしてください!

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執筆者名:めたん
ブログ名:元証券ディーラーが50万から始めるデイトレ日記



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