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今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表を控えて主要通貨の為替取引は動意薄に


2日のドル・円相場は、東京市場では113円36銭から112円48銭まで下落。欧米市場でドルは112円94銭から一時112円06銭まで売られたが、112円85銭まで反発し、112円80銭で取引を終えた。

本日3日のドル・円は、113円前後で推移か。日本時間夜に米1月雇用統計の発表を控えており、主要通貨の為替取引はやや動意薄となる見込み。

3日に発表される1月の米雇用統計については、非農業部門雇用者数は前月比+17万人程度、失業率は4.7%、平均時給は前年比+2.8%と予想されている。非農業部門雇用者数は20万人以上増加するとの強気な見方もあるが、市場関係者の間では「平均時給の伸びが予想通りだった場合、リスク選好的なドル買いが大きく広がる可能性は低い」との声が聞かれている。

トランプ政権における雇用拡大策への期待はまずまず高いことから、雇用情勢がさらに改善することは織り込まれつつある。市場の関心はインフレ動向に向けられており、平均時給が前年比で3%程度上昇すれば、年内3回の利上げ実施への期待はさらに高まることが予想されるが、伸び悩んだ場合はドルの上値は重くなるとみられている。

なお、本日の国内債券市場では日本銀行による金融調節が注目されている。昨日2日の取引で10年国債利回りは0.115%まで上昇したが、日銀による指し値オペは実施されなかった。本日オペが通知された場合、ドル買い・円売り材料になるとみられている。





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