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今日の為替市場ポイント:有力な手掛かり材料なく動意薄の状態が続く見込み


26日のドル・円相場は、東京市場では117円38銭から117円01銭まで下落。欧米市場では117円18銭から117円01銭で推移し、117円11銭で取引を終えた。


本日27日のドル・円は、主に117円台前半で推移か。新たな手掛かり材料が提供されない場合、ドル・円は117円台前半での取引が続く見込み。


日本銀行の黒田総裁は26日、経団連の会合で講演を行った。黒田総裁は経済の現状について「改善の動きが広がってきた」という見方を示した。2017年については、「中国など新興国経済の回復などを受けてチャンス到来といえる状況が生じつつある」とのやや楽観的な見通しを示した。


中国経済の先行きについて、市場関係者の一部は2017年の経済成長率は6%程度まで鈍化すると予想している。黒田総裁は新興国経済の回復を想定しているようだが、米国が利上げを継続した場合、新興国市場から資金流出は増えるとの見方は少なくない。


世界経済の持続的な成長が十分に期待できる状況下での米利上げであれば、金融市場に大きな混乱は生じないと予想されるが、欧州、日本の経済情勢は必ずしも良好であるとは言えないだけに、米国の利上げがもたらす影響については慎重に見極める必要がありそうだ。トランプ次期政権による経済・財政政策に対して市場は高い期待を示しているが、トランプ氏が米大統領に正式に就任し、経済・財政政策の全容が明らかになるまでは、世界経済の見通しについて予断を持つことは避けるべきかもしれない。




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