米連邦準備制度理事会(FRB)は15日から16日にかけて連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。FRBはFOMCでゼロ金利を据え置き、長期にわたり低金利を据え置く姿勢を再表明する見通し。ただ、インフレ平均目標という新指針により、声明や会見に影響を与える可能性がある。同時に、一部エコノミストは、市場がすでにFRBが長期にわたり緩和策を維持することを認識しているため速やかなガイダンスの修正には懐疑的見方を示している。

エコノミストはFRBが新たな目標への達成に向けてどのようにアプロ—チするかを、パウエル議長の会見や声明の中で明らかにされることを期待している。9月会合では最新のFRBメンバーの2023年までの経済、インフレ、金利見通しが発表となる。新指針達成の具体的な手段を明確にするには良い機会と考えられている。

米国の追加財政策を巡り合意に向けた進展が見られないこと、FOMCのハト派姿勢などへの思惑に米国債相場は依然、堅調に推移している。同時に、ドル売り圧力となっている。


<CS>

情報提供元:FISCO
記事名:「NYの視点:9月FOMC、市場はインフレ平均目標達成する手段の明確化を期待