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高金利通貨ランドは戻り売りが優勢か サンワード貿易の陳氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回は、ランドについてのレポートをご紹介します。ランドは高金利通貨としても注目されえいる南アフリカ共和国の通貨です。

先週の南アランド円は下落しています。テクニカルマイスターではその背景について、『5日に発表された2018年第4四半期国内総生産(GDP)は前期比年率で1.4%増加』と『第4四半期GDPにより、南ア経済が緩慢に回復してきたことが示唆された』ものの、『燃料価格の上昇、税負担の増加、世界経済の減速などが信頼感の重石になっているようだ』と説明をしています。

続けて、『ラマポーザ大統領が「南アフリカ中銀の国有化を推進する」と発言したことで、中銀の独立性が脅かされるとの懸念が強まり、南アランドは売りが優勢となった』との見解を述べています。

今週の南アランド円の値動きについては、『戻り売りが優勢となりそうだ』と考察。南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)のクガニャゴ総裁は足元のGDPの結果について、『燃料費と電気料金の上昇がインフレ見通しのリスクと指摘。通貨ランドのボラティリティーと世界的な金融状況もインフレに影響する要因との認識を示した』と伝えています。また『ランドは年初と比べ伸び悩む可能性があり、引き続きインフレ見通しへのリスクになると見られている』と考察しています。

そして、先週8日に発表された2月米雇用統計で、非農業部門就業者が2万人増と弱い結果となったことで、『米連邦準備理事会(FRB)が利上げ検討をさらに先送りすることが予想され、南アランドには強材料となった』と分析し、『昨年第4四半期の経常赤字の対国内総生産(GDP)比が2.2%に縮小したことは好材料。一方、2月に政府が発表した予算案では、国営電力会社エスコム救済などで財政面では新たな刺激策を打ち出す余地も乏しく、戻りには限界があろう』と指摘しています。

参考になさってみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の3月12日付「南アランド円相場、先週の動き・今週の展望」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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