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9月は高配当利回り銘柄に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

9/6付の「DailyOutlook」では、高配当利回り銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『例年、9月期末が接近すると、高配当利回り銘柄が物色のテーマとして注目される。これは、国内主要企業の多くが3月期決算企業で、中間期末にかけて配当取りを狙った買いが入り易く、株価上昇が期待されるためである』と伝えています。

続けて、企業が株主に支払う年間配当総額は着実に増加していることを挙げ、『10/3期の4.3兆円から19/3期は10兆円突破が見込まれる。この背景には業績拡大に加えて、企業が株主還元に注力していることがあろう。株式市場では株主を重視する傾向が高まっており、企業は配当や自社株買いで対応している。自社株買いは自社の株価水準に左右される部分があるが、配当については業績急減速でもない限り、今後も支払総額の増加が期待される』と分析しています。

さらに、『足元の株式市場では、米国を巡る通商問題などが重石となっている。先行きへの不透明感が燻る中で、高配当利回りは季節的に投資妙味のあるテーマであり、個別で業績安定感や流動性も備われば注目され易いと考えられる。日経予想を用いて相対的に高配当利回りの主な3月期決算銘柄を探ると、コマツ(6301)、トヨタ(7203)、三菱商(8058)、オリックス(8591)、NTTドコモ(9437)、などが挙げられる』とまとめています。

最後にレポートでは、『3月期決算企業の年間配当総額推移』を紹介しています。詳しくは9/6付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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