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節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開に


*08:51JST 節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開に  20日の日本株市場は、米株高を好感するものの、節目の33000円接近で利食いも入りやすい相場展開になりそうだ。19日の米国市場は、NYダウが109ドル高、ナスダックは4ポイント高だった。良好な経済指標を受けてリセッション懸念が後退しつつあり、投資家心理が改善。今週発表が予定されている主要企業の好決算を期待した買いに終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比100円安の32880円。円相場は1ドル139円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時33040円と節目の33000円を回復したこともあり、いったんは達成感が意識されやすいところではある。ただし、米国ではゴールドマン・サックスなど金融株の決算が発表されたが、決算発表後は買い優勢の流れであり、センチメントは良好であろう。そのため、利食いは入りやすいものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。

 また、日銀の植田総裁による発言から、来週の金融政策決定会合での大規模緩和政策の継続が見込まれるなか、為替市場では足もとでの円高を修正する動きがみられており、円高を手掛かりとした売り方の買い戻しが意識されやすい。日経平均は25日線が位置する33000円処では強弱感が対立するものの、同抵抗線突破となればショートカバーの動きが強まる可能性はありそうだ。

 もっとも、本格化する決算を前に積極的な売買は手控えられやすく、物色としては個別に材料の出ている銘柄のほか、個人主体による中小型株への資金流入が中心になりやすい。米国では金融株の決算発表が続くなか、金融株への波及が意識されるほか、円相場の落ち着きを受けて、輸出関連などへの物色に向かわせよう。そのほか、インバウンド関連などテーマ性のある銘柄への値幅取り狙いの動きなども意識される。
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