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買い一巡後は次第に個人主体の中小型株などへの物色に向かわせやすい


 14日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだが、底堅さは意識されやすいだろう。13日の米国市場はNYダウが103ドル高だった。11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸びが鈍化したため、金利ピークの思惑が強まり買いが加速し、NYダウは一時700ドル近く上昇する場面も見られた、ただし、買い一巡後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする様子見ムードが広がり、一時下落に転じるなど不安定な相場展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の27970円。円相場は1ドル135円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時28260円まで急伸した後に軟化するなど、米国市場の動向に過剰に反応しており、FOMCの結果待ちのなか、積極的な売買は限られるとみられ、先物主導による短期的な売買に振らされやすいだろう。ただし、FOMC通過後のアク抜けも意識されやすく、売り方にとってはポジションをニュートラルに近づける格好から、ショートカバーは入りやすいだろう。VIX指数は25を超える場面から一気に22台まで低下するなど、売り方のカバーとみられる動きによって低下している。

 そのため、日経平均についても25日線辺りでの底堅さが見られるようだと、28000円固めからショートカバーの動きを強めてくる可能性はありそうだ。楽観視は禁物ではあるものの、底堅さが見られてくる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。そのほか、物色については朝方こそインデックス主導から指数インパクトの大きい値がさ株などが指数をけん引する格好となるものの、その後は次第に個人主体の中小型株などへの物色に向かわせやすいだろう。IPO銘柄への循環的な物色が見込まれるなか、好調な結果が続くようだと、セカンダリーへの資金還流の動きも意識されてきそうだ。

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