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短期的な値幅取り狙いが中心


 24日の日本株市場は薄商いながらも底堅い相場展開が見込まれる。23日の米国市場はNYダウが114ドル高と反発した。経済指標は強弱まちまちの結果ながら追加経済対策の成立期待や銀行株の上昇に支えられた。しかし、トランプ大統領が議会承認の追加経済対策法案で拒否権を発動する可能性に言及したほか、国防法案に拒否権を発動したことが重石となり上げ幅を縮めている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の26655円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経平均は前日の上昇で25日線を回復しており、シカゴ先物にサヤ寄せすると5日線レベルでの攻防となる。海外市場は祝日を控えていることもあり、市場参加者は限られているとみられるが、下値を売り込む流れにもなりづらく、足元での弱含みとなっていた反動から短期筋の買い戻しも出てきやすいところであろう。もっとも、市場参加者が限られているほか、米国では追加経済対策法案の成立が不透明となっていることもあり、上値追いの流れもなさそうである。

 物色は米国市場の流れから金融やエネルギー株への物色が意識されそうだが、短期的な値幅取り狙いが中心であろう。限られた資金は結局のところはコア銘柄に向かいやすいと考えられる。また、中小型株についてはIPO銘柄に集中しており、テーマ銘柄などへの物色も限られている。ただし、資金の逃げ足も速いと考えられるため、いったん動きが鈍った場合の売り集中による乱高下は警戒しておく必要がありそうだ。

 その他、レーティングの強気格付けや格上げが出ている銘柄などへは参加者が限られている分、指値状況が薄いこともあり、大きくトレンドが出やすいところでもある。現時点では、川重<7012>、IHI<7013>、夢真HD<2362>、エフピコ<7947>に強気格付けや格上げが観測されている。
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