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後場の日経平均は90円安でスタート、リクルートHDやクボタが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26989.09;-90.50TOPIX;1925.12;-5.53


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比90.50円安の26989.09円と、前引け(27006.66円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26930~27010円のレンジで終盤にかけて失速する展開。ドル・円は1ドル=115.40-50円前後と朝方から10銭ほど円高水準での動き。アジア市況では上海総合指数が堅調に推移している一方、香港ハンセン指数が軟調で、まちまちの展開。ウクライナ情勢を巡る緊張状態や米金融引き締めへの警戒感が根強いなか、今晩には米1月生産者物価指数(PPI)、16日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月開催分)が公表予定とあって、積極的な買い手に欠いている。そうした中、リクルートHD<6098>など決算を受けて急落している銘柄が散見されるほか、香港ハンセン指数が下げ幅を広げてきていることもあり、後場の日経平均は再び27000円を割り込んだ水準からスタートしている。ただ、引き続き27000円を意識した動きは続いており、その後はもみ合いとなっている。

 セクター別ではサービス業、保険業、鉱業などが下落率上位に並んでいる一方、ゴム製品、小売業、水産・農林業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、リクルートHD、クボタ<6326>、ゆうちょ銀行<7182>などが急落しており、ソフトバンクG<9984>、日本郵政<6178>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、商船三井<9104>、信越化<4063>、日本製鉄<5401>なども軟調。一方、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、SMC<6273>、ルネサス<6723>などが上昇している。
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