75日線割れへ、ボリンジャーはもち合い放れ接近示唆

[本日の想定レンジ]

9日は米NYダウが74.52ドル安の25509.23、ナスダック総合指数が3.46pt高の7891.78、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比40円安の22560円。9日の日経平均は上下にそれぞれひげを残し、強弱感の対立を窺わせた。本日の日経平均は75日線を割り込んで下落していくとみられるが、25日線が上向いているため、下値では買いが入り、下げ幅は限定的だろう。一目均衡表では、基準線と転換線がともに横ばいを続けており、日経平均は足踏みが予想される。ボリンジャーバンドでは、-2σから+2σまでの各線が中心線に向かう5本線収束の形状を示しており、もち合い相場の煮詰まりと、その後の上下いずれかへのもち合い放れを示唆している。本日は-1σから+1σの狭いレンジ内での動きが予想されるが、-1σを割り込んだまま引けると、来週以降の下放れに警戒が必要となろう。

[予想レンジ]
上限22650円−下限22550円

＜SK＞