25日線処での底堅さが意識されそう

[本日の想定レンジ]
　14日のNY市場は下落。ディズニーによるM&Aや堅調な小売売上高が好感されたが、税制改革への先行き不透明感から下げに転じている。ダウ平均は76.77ドル安の24508.66、ナスダックは19.27ポイント安の6856.53。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の22560円。
　米株安の流れから売りが先行する格好となりそうだが、引き続き25日線処での底堅さが意識されそうである。昨日は5日線に上値を抑えられる半面、25日線が支持線として意識されるなど、狭いレンジでの取引が続いた。ボリンジャーバンドでは+1σと中心値（25日）とのレンジ内での推移。MACDはシグナルとの乖離がやや広がる格好での陰転シグナルが継続している。
　一目均衡表では基準線を挟んでの膠着となり、転換線が支持線として意識されている。遅行スパンは実線を割り込み、下方シグナルを発生させている。ただし、遅行スパンはきょう11月9日の高値を通過するため、来週以降は実線の切り下がりによって、上方シグナルに転換する可能性がある。足元は調整が意識されるが、上昇トレンド内での調整となる。22500-22700円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 22700円−下限 22500円



＜TM＞