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日経平均は大幅続落、終日マイナス圏で軟調推移


*15:32JST 日経平均は大幅続落、終日マイナス圏で軟調推移 前日7日の米国株式市場のダウ平均は62.95ドル高(+0.17%)、S&P500は36.25ポイント高(+0.17%)と反発、ナスダック総合指数は193.28ポイント高(+1.37%)と大幅に反発した。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待に買いが続いた。特に、AI(人工知能)技術への期待再燃で半導体銘柄を中心にハイテク株が強く、相場全体の上昇を後押しした。主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均は前日比257.84円安の32600.47円と続落して取引を開始した。その後も売り手優位の状況が続き、取引終盤までじりじりと下げ幅を広げる展開となった。前日の植田日銀総裁の発言を受けて外為市場で急速に円高・ドル安が進行して、自動車など輸出株の下げが厳しかった。また、昨日の日経平均が25日移動平均線を再び下回ったことから、相場は調整局面にあるとの見方もあり、本日は75日線も下回った。
そのほか、週末要因に加えて米雇用統計の発表を控えるなか、買い進む動きは限定的だった。

 大引けの日経平均は前日比550.45円安の32307.86円となった。東証プライム市場の売買高は17億4074万株、売買代金は4兆1173億円だった。セクターでは、輸送用機器、ゴム製品、鉄鋼など幅広い業種が下落する一方で、空運業、パルプ・紙、銀行業の3業種のみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は13%、対して値下がり銘柄は85%となっている。

 個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株が軟調に推移。また、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株も下落。ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、信越化<4063>、JT<2914>、三菱重工業<7011>なども下落した。ほか、上半期上振れ決算となったが好材料出尽くし感が先行したビューティガレージ<3180>が急落、三井E&S<7003>、ウェルビー<6556>、などが値下がり率上位となった。

 一方、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>などの空運株が堅調に推移した。また、三菱UFJ<8306>、ニトリホールディングス<9843>、ゆうちょ銀行<7182>、ルネサス<6723>、東京電力HD<9501>なども上昇した。ほか、第一生命による新たな買収提案が発表されたベネフィット・ワン<2412>、前日にスモールミーティングを開催したニチレイ<2871>が急騰、パソナグループ<2168>、リログループ<8876>、オープンドア<3926>、などが値上がり率上位となった。

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