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日経平均は3日続伸、米CPI前に伸び悩み、SUMCOやルネサスに買い


日経平均は3日続伸。9日の米国市場では3日続伸し、305ドル高となった。欧米でコロナ禍に伴う各種規制を緩和する動きが相次いだほか、米長期金利の低下も買いを誘った。本日の日経平均はこうした米株高の流れを引き継いで238円高からスタートすると、朝方には一時27880.70円(前日比300.83円高)まで上昇。ただ、今晩の米1月消費者物価指数(CPI)発表や明日からの3連休を前に伸び悩み、前引けにかけてマイナスに転じる場面もあった。後場に入ると27700円手前でもみ合う展開が続いた。

大引けの日経平均は前日比116.21円高の27696.08円となった。終値としては1月20日以来の高値となる。なお、オプション2月物の特別清算指数(SQ)は27835.60円。東証1部の売買高は13億9624万株、売買代金は3兆4508億円だった。業種別では、建設業、電気機器、不動産業が上昇率上位だった。一方、輸送用機器、ゴム製品、精密機器が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の66%、対して値下がり銘柄は29%となった。

個別では、東エレク<8035>、郵船<9101>、ソニーG<6758>などが堅調。好決算の半導体関連株が大きく買われ、SUMCO<3436>が4%の上昇、ルネサス<6723>が7%超の上昇となった。その他の決算発表銘柄ではホンダ<7267>が5%超、資生堂<4911>が6%超上昇し、フジクラ<5803>も急伸。また、MBO(経営陣の参加する買収)実施を発表したアイオーデータ<6916>や博報堂DY<2433>による買収が発表されたソウルドアウト<
6553>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、売買代金トップのレーザーテック<6920>は朝高後にマイナス転換。ソフトバンクG<9984>とトヨタ自<7203>も反落し、揃って2%超下落した。決算発表銘柄ではテルモ<4543>が5%近く下落したほか、住友ゴム<5110>などが急落。また、ファインデクス<3649>や博報堂DY、ヤマトHD<9064>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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