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日経平均は小幅続落、ファーストリテ効果と日銀ETFに期待


 日経平均は小幅に続落。12.97円安の23697.46円(出来高概算8億9000万株)で前場の取引を終えた。11日の米国市場では、税制改革による企業業績への好影響が未だに十分株価に織り込まれていないとの見方から終日堅調推移となった。主要指数は揃って最高値を更新し、シカゴ日経225先物は大阪比135円高の23785円となる中、これにサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。しかし、買い一巡後は円高等が重しとなり、利益確定の流れが優勢となり、日経平均は小幅ながらもマイナス圏での推移が続いている。

 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは電力ガス、食料品、情報通信、水産農林、精密機器、鉱業、倉庫運輸が軟調。半面、その他製品、ゴム製品、機械、その他金融が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ユニファミマ<8028>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>、KDDI<9433>が軟調。一方でファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が下支えとなった。

 SQに絡んだ売買は225型で約7万株超の買い越し、TOPIX型は売り越しだった。SQ値概算は
23723.19円。日経平均は朝方にSQ値をクリアしているが、その後は23700円を下回る格好となっている。ファーストリテ<9983>が日経平均を下支えして底堅さが意識されるものの、日経平均は5日線での攻防が続いている。TOPIXがマイナスで前場の取引を終えており、後場は日銀のETF買い入れが意識される。ファーストリテ効果も引き続き意識されるなか、5日線を突破して終えることができるかが注目される。
(村瀬智一)


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