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マザーズ指数は5日ぶり反発、ナスダック高など支援材料に、値上がり率トップはブライトパス


 本日のマザーズ指数は5日ぶり反発した。昨日の米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。FOMCでの緩和政策維持決定や、パウエルFRB議長の会見内容が安心感となった。昨日の米国市場ではダウ平均に比べナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率が大きくなっており、今日の東京市場でも日経平均が新型コロナへの警戒感などからマイナスに転じた一方、IT関連株やバイオ株が多いマザーズは底堅く推移した。ただ、4-6月期決算を見極めたいとするムードが強く、マザーズ指数はプラス圏でやや方向感の定まらない動きとなった。4-6月期決算発表は東証1部の主力銘柄は明日がピークとなるが、マザーズの銘柄は8月中旬まで決算発表が続く。
このことから、マザーズは決算発表が一巡するまでは方向感の定まらない相場展開となりそうだという見方もあった。なお、売買代金は概算で1535.19億円。騰落数は、値上がり154銘柄、値下がり163銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、取引時間中に新型コロナワクチンとなり得る複数の候補ペプチドを同定したと発表したブライトパス<4594>が26%を超す上げで値上がり率1位となり、昨日台湾のメーカーを対象にAmazon日本市場への出店をサポートするプランの提供を開始すると発表したブランジスタ<6176>が2日連続のストップ高で値上がり率2位となった。
また、東証が29日付で日々公表銘柄指定を解除したフィードフォース<7068>が値上がり率3位となった。このほかでは、7月17日に全自動PCR検査装置とPCR試薬を8月3日から販売開始すると発表したPSS<7707>が昼のテレビ番組で取り上げられたこともあり11%を超す上昇となり、ストレスチェックサービス機能の無料提供を今日発表したメドピア<6095>が9%近く上げた。一方、値動きの重さから見切り売りがかさんだリーガル不動産<3497>が値下がり率1位となり、7月29日に料理飲食と旅館を展開する子会社を売却すると発表し業容縮小が嫌気されたバルニバービ<3418>が値下がり率2位、7月16日に「withコロナ」の法人向け宴会場の共同開発等でエスクリ<2196>と資本業務提携したと発表したTKP<3479>が人気離散し5日続落で値下がり率3位となった。


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