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マザーズ指数は続落、円高嫌気で手がけにくい、グレイスが急落


 本日のマザーズ指数は続落。トランプ米大統領による発言を受けて、ドル円相場が6月下旬以来約2カ月ぶりに1ドル=109円台後半へと円高方向に振れたことが嫌気され、朝方からマザーズ銘柄を手がけにくい地合いとなった。その後は、堅調な中国株の推移を受けて全般に買い戻しの動きもみられたが、米中の次官級による通商協議など米国での重要イベントを前にした模様眺めムードが強く、物色としては値動きの軽い低位株や好業績銘柄に対する見直し買い程度に留まる展開となった。なお、売買代金は概算で966.37億円。騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり179銘柄、変わらず7銘柄となった。
 値下がり率上位では、ジーンテクノサイエンス<4584>のほか、シェアリングテクノロジー<3989>やフィルカンパニー<3267>が大幅安に。売買代金上位銘柄では、サイバーダイン<
7779>が変わらずを挟んで7日続落となったほか、グレイス<6541>やALBERT<3906>、UUUM<3990>、フィンテックグローバル<8789>が軟調。グレイスは、8月27日付でマザーズから東証1部に市場変更されることになったと発表したが、7月に市場変更申請を行ったことは公表済みであったことから材料出尽くし感が広がった。一方で、エクストリーム<6033>やダブルスタンダード<3925>が13%を超える上昇となったほか、モブキャスト<3664>やサンバイオ<
4592>、そーせい<4565>は堅調であった。


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