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マザーズ指数は大幅反落、ミクシィなど売られる、IPOトランザスは初値持ち越し


 本日のマザーズ市場では、地政学リスクに対する警戒感の高まりから日経平均が一時300円を超える下落となるなか、リスク回避の動きが広がった。従前人気だったゲーム株やバイオ株を中心に、幅広い銘柄で利益確定売りが優勢となった。なお、マザーズ指数は大幅反落、売買代金は概算で876.51億円。騰落数は、値上がり43銘柄、値下がり188銘柄、変わらず6銘柄となった。マザーズ指数は1100ptを割り込んでいる。
 個別では、マザーズ主力のミクシィ<2121>が7%安と急落。第1四半期業績は前年同期並みを確保したが、手仕舞い売りがかさんだ。その他、売買代金トップのアカツキ<3932>やアンジェス<4563>、GNI<2160>、SOSEI<4565>、アクセルマーク<3624>などが下落。また、ゲーム株のアクロデア<3823>やサイバーS<3810>、直近IPO銘柄のシェアリングT<3989>がマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、AppBank<6177>は連日のストップ高。第1四半期の業績回復が好感された夢展望<3185>も大きく買われ、ソレイジア<4597>は後場急伸。その他、モルフォ<3653>、インフォテリ<3853>、Gunosy<6047>などが上昇した。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したトランザス<6696>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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