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テクノロジーブランドの低迷、世界のトップブランドのブランド価値が何十億ドルも毀損


-時価総額が510億ドル下落するも、アマゾン(Amazon)は世界で最も価値のあるブランドに

-テクノロジー企業の時価総額が下落、アップル(Apple)は576億米ドル下落し、世界最高の地位から陥落

-サステナビリティを重視する企業は時価総額が大幅アップ - テスラ(Tesla)と比亜迪自動車販売株式会社(BYD)は世界最速のペースで成長

-サステナビリティに関するブランドの評判を評価する新しいサステナビリティ認識指数(Sustainability Perceptions Index)

ブランドファイナンスのグローバル500(Global 500)レポートはこちら:https://brandirectory.com/global

ロンドン, 2023年1月18日 /PRNewswire/ -- 大手ブランド評価コンサルタント会社ブランドファイナンス(Brand Finance)の最新の報告書では、時価総額が3,503億米ドルから2,993億米ドルへと15%下落したにも関わらず、アマゾン(Amazon)が世界最高の時価総額企業の地位を取り戻したことが報告されています。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000274030&id=bodyimage1

The world’s top ten most valuable brands 2023 大手ブランド評価コンサルタント会社であるブランドファイナンスは毎年、世界最大手のブランドを調査し、業種や国別にブランドに順位を付けています。最も時価総額とブランド力のあるブランド上位500社は、同社が年に一度発表しているブランドファイナンスグローバル500(Brand Finance Global 500)ランキングに含まれます。

アマゾンのブランド価値は500億米ドル以上損なわれ、コロナ後の世界で消費者がアマゾンをより厳しく評価していることから、ブランド力の格付けもAAA+からAAAに引き下げられています。ブランドファイナンスの調査では、アマゾンのサービスに関する消費者の印象が悪くなっており、同時に配送時間が長くなっていることから消費者はアマゾンを他の人にすすめる可能性が低くなっていることが明らかになりました。さらに一部の人々は実店舗に買い物に行く生活に戻っているため、オンラインストアを利用する必要性も減ってきています。

ブランドファイナンスのCEO、David Haigh氏は次のように述べています。

「世界中のテクノロジーブランドが、需要パターンの移行に伴い、大幅に価値を失っています。消費者の生活習慣はコロナ前のパターンに部分的に戻りつつあるため、テクノロジーブランドのサービスの需要は特に大きな打撃を受けています。加えて、サプライチェーンの混乱や人材不足、資金調達の障害が大きくなっていることもまた大きな影響を与えています。」

テクノロジーの時価総額が下落 - アップル(Apple)は576億米ドルを毀損し、ランキングトップから陥落

時価総額が16%下落し2,975億米ドルとなったアップル(Apple) は、最も価値のあるブランドランキングでトップから2位に陥落しました。今年のブランド価値が下がったのは、商品のサプライチェーンの混乱と労働市場の制約により自社の人気ハードウェア商品の供給が制限されることが予測されたため、予想収益が減少したことに関連しています。

スナップチャット(Snapchat)とツイッター(Twitter) の2社がランキングから脱落し、2社が50位以内からランクを下げたものの、48社のテクノロジーブランドがランキング入りを果たしました。ブランド価値を失った他のテクノロジーブランドには、 サムスングループ(Samsung Group)(7%ダウンの997億米ドル)、アリババドットコム(Alibaba.com)(56%ダウンの100億米ドル)、 フェイスブック(Facebook)(42%ダウンの590億米ドル)、ウィーチャット(WeChat)(19%ダウンの502億米ドル)などが含まれます。

プラスの側面としては、テクノロジーセクターではインスタグラム(Instagram)(42%アップの474億米ドル)とリンクトイン(LinkedIn) (49%アップの155億米ドル)の成長が挙げられます。いずれも自社サービスの効果的な収益化戦略が功を奏し、ブランド価値が上がったことが成長要因となっています。

サステナビリティを重視するブランドはブランド価値を大幅アップ - テスラ(Tesla)と比亜迪自動車販売株式会社(BYD)は世界最速成長を遂げたブランドに

ブランド価値を大きく上げたブランドには、低炭素経済への大規模な移行の一環として電気自動車の需要が増加したことに伴い、テスラ(Tesla) (時価総額は44%アップの662億米ドル)や比亜迪自動車販売株式会社(BYD Auto、略称:BYD) (時価総額は57%アップの101億米ドル)などが含まれます。

サステナビリティに関するブランドの評判を評価する新しいサステナビリティ認識指数(Sustainability Perceptions Index)

2023年度の世界で最も価値のあるブランドGlobal 500(グローバル500)ランキングに加え、ブランドファイナンスは国際広告協会(International Advertising Association)の協力を得て、ダボスでサステナビリティ認識指数(Sustainability Perceptions Index)も発表しました。このレポートでは、アマゾン(Amazon)、テスラ(Tesla)、アップル(Apple)、グーグル(Google)など大手グローバルブランド各社が、サステナビリティへの取り組みについての評判を慎重に管理するため何十億ドルもの費用を費やしていることが明らかにされています。

サステナビリティ認識指数(Sustainability Perceptions Index)に関するレポート(全文)はこちら: https://brandirectory.com/sustainability

グローバル500(Global 500)レポートはこちら:https://brandirectory.com/global

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Michael Josem

+447624488557

m.josem@brandfinance.com

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1985245/World_top_10_brands_2023.jpg?p=medium600



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