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大田区、産業振興協会、I-OTA、テクノアは、4者で連携して、中小製造業のためのデジタル受発注マッチングの仕組みを構築します


大田区(区長:松原 忠義)、公益財団法人大田区産業振興協会(理事長:川野 正博)、I-OTA合同会社(本社:東京都大田区、代表社員:國廣 愛彦)、株式会社テクノア(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役:山﨑 耕治)は、4者の連携により、大手企業や研究開発機関等の発注者と中小製造業を繋ぐデジタル受発注の仕組みを構築します。

このデジタル受発注の仕組みを活用して、全国の中小製造業が有機的につながり、日本の製造業の高度な技術力を集結させることで、日本、そして世界中の発注者がより効率的に、試作開発段階からものづくりの相談・発注ができる環境づくりを推進していきます。

大田区は、国内屈指の金属加工分野の中小企業の集積地であり、高い技術力を有する複数の町工場が連携して製造を行う「仲間まわし」という仕組みがあり、大手企業等からの短納期・難加工な試作開発関連製品の製造を担ってきました。

本仕組みでは、これまで大田区中小製造業が培ってきた技術力を活かして、図面から部品を製造する単加工の領域から、より付加価値の高い、最終製品やモジュールの研究・開発領域をターゲットにすると共に、デジタルツールの効果的な活用を通じて、中小製造業同士の連携の強化及びワンストップ型ものづくりの実現を目指します。デジタルツールは、株式会社テクノアがI-OTA合同会社と連携して開発した、「プラッとものづくり」を活用します。

これにより、中小製造業のデジタル化、ネットワークの強化、高付加価値案件の受注を促進すると同時に、発注者はものづくりのワンストップサービスを利用することが可能となり、製造パートナー企業の選定、図面のない試作開発段階での相談等をスピーディーに行うことができます。

今後の展開として、8月1日より、まずは大田区内中小企業を中心に、大田区産業振興協会がこれまで実施してきた受発注あっせんの仕組みと並行し、新たにデジタル受発注の仕組みを運用開始します。その後、2023年には全国の産業集積地との広域連携により、全国の中小企業の参画を図る予定としており、各地域が強みを有する製造分野やノウハウ、生産量等の地域特性を連動させることが可能となり、これにより我が国製造業の活性化に貢献していきます。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000262680&id=bodyimage1

■「プラッとものづくり」について
(1)「仲間まわし」ともいわれる、中小製造業同士のネットワークのデジタル化を目指します。これにより中小製造業同士の連携の強化および効率化を実現するとともに、顧客に対してはものづくりワンストップサービスの提供が可能になります。
(2)人手不足等の理由で営業活動が十分に行えていない中小企業に対し、新規顧客獲得のための機会を提供します。

■大田区について
大田区は人口約74万人で、面積は23区で一番大きく、羽田空港を有する臨海部、工業地、商業地、住宅地などさまざまな顔を持つ地域です。中でも最大の特徴は、4,000を超える製造業事業所であり、高度な加工基盤技術を持つ中小製造業が集積する国内有数の「ものづくりのまち」です。本事業では、デジタル受発注の仕組みを大田区中小企業のみならず、国内各地の中小製造業の集積地・企業を繋ぎ、さらなる受注案件や顧客を拡大することで、今後整備が進むデジタル田園都市等の中小企業のデジタル化促進及び稼ぐ力の強化に貢献します。

■公益財団法人大田区産業振興協会について
大田区産業振興協会は、区内中小企業の振興と中小企業勤労者福祉の向上から地域社会の健全な発展に寄与することを目的に、1995年に設立された大田区の外郭団体です。協会では、区内外より年間約1,000件のものづくりの相談を受け、対応ができる区内企業を紹介する「受・発注あっせん相談サービス」を実施しています。今回、新たに構築されるデジタルによる受発注の仕組みと従来からの受・発注あっせん相談サービスを高次元に融合させ、さらなる受発注サービスの拡大を目指します。本サービスの知見等をデジタル受発注の仕組みに活かすことで、より充実した内容にすることを目指します。

■I-OTA合同会社について
I-OTAは「技術・連携・ものづくりで世界のイノベーションを支え、豊かな未来を創る」を経営理念とし、「世界のイノベーターと共に歩む」をビジョンに活動を進めています。世界のどこかで新しいことにチャレンジしようとしている人々をものづくりで支援し続けることが我々の使命です。
I-OTAが実現したい形は『プロジェクト型仲間まわし』です。お客様の幅広い課題を解決するため、加工業だけではなく、営業、製品企画、設計等と多様な業種が集まり、迅速に案件に対応する態勢を整え、納品を進める姿です。提案型ソリューション提供を行うコンソーシアム(共同事業体)構築を目指しています。

■株式会社テクノアについて
テクノアは、これまでも生産管理システム「TECHS(テックス)シリーズ」をはじめとした中小製造業向けの多くのITツールの開発・提供を行ってきました。今回、中小製造業による共同受注体である「I-OTA」との連携により、日本全国の製造業が直面している本質的な課題を解決できるITソリューションパートナーとなる事を目指しています。
株式会社テクノアホームページ:https://www.technoa.co.jp/

■お問い合わせ窓口
・大田区 産業経済部 産業振興課
 産業調整担当 電話:03-6424-8655

・(公財)大田区産業振興協会 経営支援セクション
 取引拡大チーム(工業運輸等) 電話:03-3733-6126

・I-OTA合同会社
 メールアドレス:info@i-ota.jp

・株式会社テクノア プラットフォーム事業部
 「プラッとものづくり」担当 メールアドレス:Platto-inq@technoa.co.jp



配信元企業:株式会社テクノア
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