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『子育て中ママの栄養状況を改善する方法は「家族みんなで食事をする」こと?!』株式会社コズレ、「妊婦さんと子育て中ママの栄養状況」に関する調査レポートを本日発表


子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中穣二郎、以下コズレ)は、2021年7月~8月に実施した「妊婦さんと子育て中ママの栄養状況に関する調査」についてまとめ、その一部を本日8月26日に公開いたします。

1. はじめに
私は子どもの頃から「食」に対して興味関心がなかった。

それが妊娠した途端、いつもフライドポテトの事を考えていたり、特製のヘルシースープを作ったりと、妊娠前にはやらなかったことまでやってのけた。妊娠をするということは、興味のないことにまで興味をもたせてくれてすごいなと思った。

ところが子どもが生まれてからは、「自分の食」に対する興味関心を失った。妊娠中はあんなに健康に気を遣っていたのに何故だろうか。妊娠中も子育て中も自身の健康は大切なことであるのに。

そんなことを思い出しながら、今回は、妊婦さんと子育て中ママの栄養状況や食事内容を比較した結果を報告する。子育て中ママの栄養状況を改善する方法を探ってみたい。

2. 調査概要
調査主体:子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査期間:2021年7月20日(火)~8月4日(水)
調査対象:妊娠中および生後0ヶ月~2歳以上の長子を持つママ
有効回答者数:2,171名(妊娠中624名、生後0ヶ月以上1,547名)

3. 結果考察
(1) 食事状況と食事内容の比較
<朝食は、昼食・夕食と比べて摂らない割合が高い>

まず、妊婦さんと子育て中ママに、「ご自身が平日に朝食・昼食・夕食を摂る時間は、普段何時頃ですか」という質問をしたところ、妊婦さんと子育て中ママの食事時間帯に大きな違いはなかった。

そこで、朝食・昼食・夕食それぞれについて「摂らないことが多い」割合を、子どもの月齢別に結果をまとめたところ、朝食は、昼食・夕食と比べて摂らないことが多い割合が高く、夕食については、三食のうち最も割合が低くなった(図1)。これは、妊婦さん・子育て中ママの両方において言える。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000242568&id=bodyimage1

では、子どもの月齢別に細かく見ていくと、どのようなことが分かるだろうか。妊娠期は特に大きな変動はないが、生後1ヶ月頃から朝食を摂らないことが多い割合が高くなっていき、生後6ヶ月頃にピークを迎える(19.67%)。

この結果から分かることは、生後間もない頃は夜間でも授乳やおむつ替えなどのお世話を頻繁に行う必要があるため、(1)朝食を摂る時間や体力がない(2)朝食と昼食で一食になっている、などの理由が考えられる。

「朝だけど朝食を食べるよりも寝ていたい」、「気づいたら昼だった」と思っている子育て中ママは少なくないだろう。

さて、三食のうち最も摂らないことが少ない夕食についてはどうだろうか。妊娠期も子育て中も大きな変動はないようである。

では、朝食・昼食と夕食の違いはどのようなことだろうか。想像するに、夕食は他の二食と比べてパートナーと一緒に食べる可能性が高いのではないだろうか。夕食は、(1)パートナーの分も作るから自分も食べやすい(2)パートナーがいるから安心して食べられる(3)パートナーに子どものお世話をお願いしてゆっくり食べられる、などの理由があるのかもしれない。

パートナーがいるだけで妊婦さんや子育て中ママが食事を摂ることができるのであれば、コロナ禍でパートナーの在宅率が高い今は、平日の朝食も摂りやすい環境になっているのではないだろうか。

<子育て中ママは、朝食でシリアル類を食べる割合が妊婦さんより低い>

つぎに、妊婦さんと子育て中ママに「平日の朝食、一食分についてお聞きします。ご自身が普段、食べているものは何ですか。」という質問をした。その結果が以下である(図2)。なお、「朝食は摂らないことが多い」と回答した方は含まない。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000242568&id=bodyimage2

朝食で食べている内容については、妊婦さんも子育て中ママも「パン」が最も多く(妊婦さん:70.53%、子育て中ママ:73.18%)、「ごはん」(妊婦さん:45.26%、子育て中ママ:46.28%)、「乳製品」(妊婦さん:27.89%、子育て中ママ:22.25%)という順になった。

では、妊婦さんと子育て中ママとで大きく差が出たものに注目してみよう。最も大きく差が出たものは「コーヒー」で、子育て中ママは19.38%、妊婦さんは10.00%と9.38pt差であった。ついで、「果物」は、妊婦さんは22.98%、子育て中ママは16.06%と6.92pt差。「シリアル類」は、妊婦さんは26.49%、子育て中ママは19.75%と6.92pt差であった。

子育て中ママが果物とシリアル類を摂る割合が妊婦さんに比べ低いことについて、納得する点と疑問を持つ点がないだろうか。果物は洗って皮をむいて切ってお皿に盛って、という手順が発生するため(もちろんそうではない果物もあるが)子育て中ママがわざわざ自分のために食べないことは納得がいく。

しかし、シリアル類はほとんどのものがお皿に盛って牛乳をかけるだけである。栄養バランスも考えられている商品が多いため、子育て中の忙しい朝にはもってこいの食事内容だと思うのだが、もしかしたら、(1)お皿に盛って尚且つ牛乳をかけることすら手間だと感じている、(2)お腹いっぱいになりにくいからパンやごはんにしている、などの理由があるのかもしれない。

ガサガサという音で赤ちゃんが起きてしまうから、音に何か虚しさを感じてしまうからという理由であったなら、それはとても心配である。

<子育て中ママは、妊婦さんより夕食一食分の食事内容が多い>

朝食と同様に、夕食についても食べている内容について聞いている。妊婦さんと子育て中ママの比較が以下である(図3)。なお、「夕食は摂らないことが多い」と回答した方は含まない。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000242568&id=bodyimage3

夕食で食べている内容については、妊婦さんも子育て中ママも「ごはん」が最も多く(妊婦さん:86.96%、子育て中ママ:90.56%)、「肉、加工肉」(妊婦さん:82.45%、子育て中ママ:84.24%)、「野菜」(妊婦さん:68.92%、子育て中ママ:71.48%)という順になった。

まず大きく違うことは、子育て中ママの方が妊婦さんより、夕食で食べている内容が多いということだ。これは、(1)妊婦さんは体重管理をしていることが多いので内容が少なくなっている、(2)子育て中ママは家族の分も夕食を作る/用意するため自然と自分も食べている、などの理由が考えられる。

また、妊婦さんと子育て中ママの食事内容を比較してみると、大きく差がついたものはほとんどなく、バランスのとれた食事を摂れているのではないかと考えられる。夕食は前述したとおり、朝食・昼食に比べ、パートナーが一緒である可能性が高いため、「家族みんなで食べる」食事は、妊婦さんや子育て中ママの健康にとって有益かもしれない。

(2) 「足りていない」と思っている栄養素とサプリメントの摂取状況
<子育て中ママは、妊婦さんと比べ「摂るべき栄養素が足りていない」と思っている>

では、妊婦さんと子育て中ママにとって足りない栄養素は何だろうか。「摂った方がいいと分かっているけれど、実際には足りていないと思う栄養素をすべてお答えください。」という質問 を三食に対して回答してもらった結果が以下である(図4)。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000242568&id=bodyimage4

●朝食に関して不足していると思う栄養素上位3つ
妊婦さん:鉄分(55.61%)、ビタミンA(42.79%)、ビタミンB(42.31%)
子育て中ママ:鉄分(58.95%)ビタミンB(52.42%)ビタミンA(46.67%)

●昼食に関して不足していると思う栄養素上位3つ
妊婦さん:鉄分(46.96%)、ビタミンB(46.31%)、ビタミンA(45.35%)
子育て中ママ:ビタミンB(53.85%)、鉄分(53.33%)、ビタミンC(50.42%)

●夕食に関して不足していると思う栄養素上位3つ
妊婦さん:ビタミンB(46.96%)、亜鉛(39.58%)、鉄分(37.18%)
子育て中ママ:ビタミンB(52.75 %)、亜鉛(47.83%)、鉄分(39.17 %)

三食いずれも、子育て中ママの方が妊婦さんより、ほとんどの栄養素に対して「足りていない」と感じている割合が高いことがわかる。唯一、一食分の食事内容が妊婦さんよりも多いであろう夕食についても「足りていないかもしれない」と感じているのである。

また、「摂った方がいいと分かっているけれど、実際には足りていないと思う栄養素」が「わからない」と回答した割合に着目してみた。すると、三食において、子育てママの方が妊婦さんより「わからない」と回答した割合が高いことがわかる。妊婦さんとの差を見てみると、この点においても夕食が最も差が大きい(子育て中ママ19.13%-妊婦さん13.46%=5.67pt)。

これらの理由としては、(1)夕食一食分の量が少ないため栄養素も足りていないと感じている、(2)栄養素の摂取量よりも消費量の方が多いため足りないと感じている、(3)自分に不足している栄養素や必要な栄養素がわからない、(4)自分の栄養について考えている暇がない、などが考えられる。

「母乳で育児しているためすぐにお腹がすく」、「子どもの育児や家事で体力を消耗するので栄養が足りていないかもしれない」、「忙しすぎて自分の健康に必要な栄養素が何なのかわからない」という子育て中ママの声は、やはり少なくないだろう。

<産後を境にサプリメントの摂取割合は下降する>

最後に、栄養補助の役割を果たすサプリメント摂取状況について質問した。「現在、サプリメントを摂取していますか。」という質問に対して「摂っている」と回答した方を、長子の月齢ごとに示したのが以下である(図5)。

続きはこちら
http://www.cozre.co.jp/blog/6751

【当リリースに関する報道関係者お問い合わせ先】
■株式会社コズレ 早川
TEL:03-6265-6877
メール: pr@cozre.co.jp

【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。

出典:「妊婦さんと子育て中ママの栄養状況に関する調査(株式会社コズレ)」
http://www.cozre.co.jp/blog/6751
(子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/

【子育てマーケティング研究所について】
株式会社コズレの社内シンクタンク「子育てマーケティング研究所」は、80万人以上の独自のママパパ調査パネルを保有し、累計550万以上の回答を蓄積・分析することを通じて、多くのクライアント様のマーケティング活動の支援に携わらせていただいております。また、子育て世代をターゲットとする企業のマーケティング担当者向けの定期的なセミナーの開催や、調査レポートの発表をしております。

【株式会社コズレについて】
株式会社コズレは、“子どもを育てることは未来を創るための重要な営みである”ととらえ、“子どもの成長を通じて実感する親の喜びを最大化すること”をミッションとし、全国に散在する子育て情報を集約し、技術を通じてマッチングさせる子育て情報マッチングプラットフォームを提供しています。
コズレでは、子育てナレッジシェアメディア「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)と子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「cozreコミュニティ」(https://www.cozre.jp/)を運営しており、妊娠中から小学生低学年の子どもを持つ20代~40代のパパ・ママを中心に全国で340万人以上(月間ユニークユーザー)が利用し、4年半で80万世帯・親子160万人に登録をいただき、会員数は順調に拡大しております。また、コズレ会員を調査パネルとしたマーケティングリサーチでは、累計550万以上の回答を収集してきました。このような国内最大級・コズレ独自の子育てビッグデータを核に、子育て世帯層へのマーケティングソリューションを提供しております。

【企業概要】
名称:株式会社コズレ/Cozre Inc.  URL: http://www.cozre.co.jp/
所在地:東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F(1801B号室)
設立:2013年7月1日
会社HP:https://www.cozre.co.jp/
役員:田中穣二郎(代表取締役)、小川正樹(取締役)、松本大希(取締役)、早川修平(取締役)、刑部徹(取締役)
事業内容:インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/
子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「cozreコミュニティ」(https://www.cozre.jp/
受賞歴:新日本有限責任監査法人「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門代表受賞
東京都中小企業振興公社地域振興ファンド(第10回)支援事業、
経済産業省公募「創業補助金(地域需要創造型等起業・創業促進事業)」認定



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