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大分県立美術館 開館5周年記念事業“宇治山哲平にみる「やまとごころ」”開催のお知らせ



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000223058&id=bodyimage1

公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団が運営する大分県立美術館は、大分県立美術館 開館5周年記念事業“宇治山哲平にみる「やまとごころ」”を開催します。

大分県日田市出身の洋画家・宇治山哲平(1910-1986)は、○△□といった簡潔な形態と鮮やかな色彩を用いた作品によって、日本の近代絵画史に足跡を残しました。
宇治山は、旧制日田中学校(高校)卒業後、漆芸の技術を習得するとともに独学で木版画を制作し、やがて1939年から、国展などに風景や身近な静物を題材とした油彩画を発表するようになります。さらに、20代での漆芸の経験を活かしつつ、画材に砂などを混入して独特の絵肌を作り、次第に作品の抽象化を進めていきました。そして、1960年代からは、自らの作品を「絵画シリーズ」と名付けて、独自の抽象世界を切り拓きました。
本展では、初期の木版画から戦後の「卓上」シリーズ、鮮やかな色面構成による作品を含む「絵画シリーズ」を経て、晩年の静謐で日本情緒あふれる「やまとごころ」シリーズの結実に至るまで、生涯にわたる画業を振り返ります。さらに、故郷日田の自然や平安時代の絵巻物、曼荼羅など、創作に影響を与えたものとの関連を作家本人の言葉からたどり、宇治山芸術の源泉を探ります。
http://www.opam.jp/exhibitions/detail/621

【展覧会概要】
展覧会名 宇治山哲平にみる「やまとごころ」
会期 2020年10月30日(金)~11月29日(日) ※休展日なし
時間 10:00~19:00 ※金・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
会場 大分県立美術館 3階 展示室B
主催 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
共催 大分合同新聞社、西日本新聞社、OBS大分放送
後援 大分県、大分県教育委員会、日田市、別府市、別府大学、NPO法人大分県芸振、大分県美術協会、読売新聞、朝日新聞大分総局、毎日新聞、NHK大分放送局、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム
協力 大分県立芸術文化短期大学
観覧料 一般 800(600)円/大学・高校生 500(300)円/中学生以下無料
・( )内は前売りおよび有料入場20名以上の団体料金 ・大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金 ・障がい者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料 ・学生の方は入場の際、学生証をご提示ください ・本展の会期中に限り、本展半券提示でコレクション展を1回無料でご覧いただけます。

【展覧会のみどころ】
1. 独自の抽象表現を確立した宇治山哲平の画業の全貌を紹介
初期の木版画から戦後の「卓上」シリーズ、鮮やかな色面構成による作品を含む「絵画シリーズ」を経て、晩年の静謐で日本情緒あふれる「やまとごころ」シリーズの結実に至るまで、生涯にわたる画業を振り返ります。

2. 作家本人の言葉から、宇治山芸術の源泉を探ります
故郷日田の自然や平安時代の絵巻物、曼荼羅など、創作に影響を与えたものとの関連を作家本人の言葉からたどるとともに、宇治山が手がけた大分県日田市の照蓮寺の欄間絵や大超寺の襖絵などを通して、宇治山芸術の源泉を探ります。

3. 大分初公開や約40年ぶりの代表作も展示
中央のキャンバスから上下左右に4つのキャンバスが漲り出でたような画面に極彩色の色とかたちが充溢する大分初公開の《漲りて四方に》(広島市現代美術館蔵)や、後に、サントリーホール(東京・溜池山王)内の壁面を飾るレリーフ作品にも同名のタイトルが付けられた、6メートルを超える大画面の作品《No.194 響》(東京国立近代美術館蔵)や、金剛流の能を観た時の印象を作品にした《能・鵺による》(京都国立近代美術館蔵)など、約40年ぶりに大分で展示される代表作もご覧いただきます。

【関連事業】
1. 大分県立芸術文化短期大学生による弦楽アンサンブル演奏会
宇治山哲平氏が学長を務めた、縁の深い大分県立芸術文化短期大学。その在校生が、宇治山の作品から発想を得て作曲した楽曲の演奏を実施する予定です。ぜひ、ご鑑賞ください!
●出演: 大分県立芸術文化短期大学(弦楽器専攻)学生
●日時: 10月30日(金) 10:30~11:00、13:00~13:30
●会場: 大分県立美術館 3階 ホワイエ
●参加費: 無料 ※どなたでもご参加いただけます

2. ギャラリートーク&舞台公演 美術と音楽(舞台芸術)の融合~世界に1つだけのダンス~
当館学芸員によるギャラリートークと、iichikoグランシアタにある宇治山哲平「弾む」レプリカ前でのパフォーマンス観劇がセットになった両館の魅力をたっぷり楽しめる特別イベントを開催いたします。
●ギャラリートーク: 大分県立美術館学芸員
●演奏: 鈴木広志 他
●創作・出演: 86B210
●日時: 10月31日(土) 11:00~12:30、14:30~16:00、18:00~19:30
●会場: 大分県立美術館 3階 展示室B、iichikoグランシアタ 1階 ホワイエ
●定員: 各回30名 参加無料、要展覧会観覧券(高校生以上)
●申込開始日: びび会員(UME以上)9月18日(金)、一般申込日9月25日(金)
●申込方法:お電話(097-533-4025)またはhashimoto@emo.or.jpへ、お名前とご連絡先、びび会員の方は会員番号をご記入の上、お申込みください。定員に達し次第、締切とさせていただきます。

3. 由布市立由布院小学校 教諭 首藤政秀氏によるワークショップ
(1) 「宇治山作品の暗号を解け(絵は楽譜だった)」
作品を楽譜に見立て、全員で音を作ります。
(2) 「この音どの絵だ?」
「ころころ」「がっしゃーん」どの絵か当てます。
●講師: 首藤政秀(由布市立由布院小学校 教諭)
●日時: (1)11月7日(土)、(2)11月15日(日) 各回11:00~12:00、14:00~15:00
●会場: 各回 大分県立美術館 3階 展示室B
●定員/対象: [定員] 各回 10名(事前申込/先着) [対象] 各回 小学校3年生から一般
●参加費: 無料、要展覧会観覧券(高校生以上)
●申込方法: お電話(097-533-4500)またはapp@opam.jpへ、件名にイベント名、メール本文にお名前とご連絡先をご記入の上、お申込みください。定員に達し次第、締切とさせていただきます。

4. 担当学芸員によるギャラリートーク
●日時: 10月31日(土)、11月14日(土)、11月28日(土)14:30~15:30
●会場: 大分県立美術館 3階 展示室B
●申込: 不要(要展覧会観覧券)

問い合わせ:
公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団
大分県立美術館 学芸担当:梶原(麻)、宇都宮、広報担当:梶原(雅)、後藤、植木
Tel: 097-533-4500 Email: info@opam.jp



配信元企業:公益財団法人 大分県芸術文化スポーツ振興財団
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