世界初の空飛ぶ電気自動車レース「Airspeeder」がサイバープロテクションリーダーのアクロニスと提携
- 2020年09月16日 13:00:00
- マネー
- Dream News
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000222540&id=bodyimage1】
※本リリースは2020年9月8日にロンドンで発表されたプレスリリースの抄訳です。
世界初の空飛ぶ電気自動車レースであるAirspeederは、サイバープロテクションの世界的リーダーであるアクロニスと技術的・戦略的に提携する画期的なパートナーシップを締結したことを発表いたします。
画期的な戦略的パートナーシップ
高性能な空飛ぶ電気自動車メーカーのアラウダ(Alauda)社によって創設されたこの自動車レースは、今後、世界大手のサイバープロテクション企業であるアクロニスから技術的および商業的支援を受けることになります。アクロニスのブランドロゴは、Airspeederのレーシングカー「MK4」の最も目立つ位置に表示される予定です。このことからも、今回のパートナーシップがいかに大きな意味を持つかがおわかりいただけると思います。
2021年に開催予定の第1回Airspeeder GPでは、「スピーダー(Speeder)」と名付けられたレーシングカーごとに周囲に仮想的な力場を作り出すことでレーシングカー同士が接近した場合にも安全性を保つ、革新的なLiDARおよびマシンビジョン技術が活用されます。このデータセキュリティの確保に、アクロニスのサイバープロテクションソリューションが使用されます。この技術の一部は、アクロニスとAirspeederの提携を「公式#CyberFit実現パートナー」としてサポートする、サイバーセキュリティソリューションの世界的プロバイダーTeknov8社によって提供される予定です。
接戦が繰り広げられる白熱したスポーツ大会を通じてこの技術の進歩が加速されることにより、ウーバー社、ダイムラー社、トヨタ社、現代(ヒュンダイ)社、エアバス社などの大手各社が支援するeVTOL(電動垂直離着陸機)分野に幅広い恩恵がもたらされます。「空飛ぶ電気タクシー」の名称で広く知られ、次世代の偉大なモビリティ革命と言われているeVTOLでは、持続可能な飛行輸送ソリューションによって都市の人々に自由で便利な移動が提供されると同時に、移動時間が大幅に短縮されることが見込まれています。モルガン・スタンレーの予測によると、eVTOL分野は2040年までに1.5兆ドル規模の市場に成長することが見込まれています。
アラウダおよびAirspeeder創設者であるマット・ピアソン(Matt Pearson)氏は次のように述べています。「Airspeederでは、イノベーションを原動力とする、空中でのモータースポーツをお楽しみいただけます。F1とフォーミュラEを技術面から強力に支援し、成功に導いた実績を持つアクロニスのサポートを得られることは、スポーツ大会を通じて次世代の優れたモビリティ革命を加速させることを目指す私たちのビジョンを支えてくれる大きな力となります」
アクロニスが提供するセキュアなデータ分析ソリューションは、現在、世界的に有名なスポーツチームのパフォーマンス向上に貢献しています。アクロニスの戦略的・商業的サポートは、スポーツ大会を通じて次世代の優れたモビリティ革命を加速させることを目指すAirspeederとアラウダ社のビジョンを支える大きな力になります。今回の画期的なパートナーシップは、大口機関投資家による本スポーツへの投資の決定と、物流大手のDHL社および世界的な資金管理会社Equals社による既存の支援に続くものです。
アクロニスのBoard Advisor兼シニアバイスプレジデント、ヤン-ヤープ・イェーガー(Jan-Jaap Jager)は次のように述べています。「データ管理のイノベーションにおいて、アクロニスが担っている先端的の役割は、スポーツ大会で互いに競い合うことでモビリティ革命のさらなる促進を目指すアラウダおよびAirspeederのビジョンと完全に一致します。アクロニスは、実証された統合型アプローチを通じて、あらゆるデータ、アプリケーション、システムに対し、信頼性と安全性に優れたサイバープロテクションを簡単かつ効率的に実現することで、Airspeederが空中トラックおよびバックオフィスの両方でパフォーマンスを強化できるよう支援します。我々は、優れた次世代技術を活用したスポーツ大会を支援するという約束を果たせることを楽しみにしています」
Airspeederは、技術的発展を促進させる上で、スポーツ大会に勝るものはないという哲学に基づいています。この次世代スポーツは、1世紀近く前にF1の先駆者たちが、技術の進歩を促進し、新しいモビリティ革命が広く一般に支持されるように働きかけたのと同じ役割を担っています。アクロニスとTeknov8社による商業的、技術的、戦略的支援によってeVTOL(電動垂直離着陸機)の実現が促進されることで、有害な排気ガスを一切出さない空中輸送ソリューションを通じて、長期的には都市部の交通渋滞の問題が解消されて、クリーンな空気が実現することが大いに期待されます。
Airspeederは、世界的なコメンテーターによって「空のF1」と評されています。モータースポーツ界において実績を持つアクロニスは、Airspeederを技術・戦略の両面からサポートする理想的なパートナーです。アクロニスの技術チームがライブデータのストリームを管理して競技を支えます。
Airspeederが世界で最もエキサイティングなスポーツ組織および情報発信源となることは間違いありません。
Airspeederは、技術革新を原動力とするスポーツです。現在、アクロニスのデータソリューションによって、テストおよびレースシナリオで走行中のF1カーから生成される数テラバイトに上るデータのセキュリティが確保されています。このデータは、テレメトリデータを使用してパフォーマンスの分析と戦略の策定が行われるF1やAirspeederなどのスポーツには欠かせないものです。
すべての機能が統合された、AIを駆使したアンチマルウェアおよびバックアップソリューションのAcronis Cyber Protectと同様に、アクロニスのサイバープロテクションソリューションはサイバープロテクションの5つのベクトル、すなわち安全性、アクセシビリティ、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)に基づいて開発されています。そのため、これらのソリューションでは最高レベルのデータ保護が提供されるだけでなく、データの改ざんが防止されて容易なアクセスが可能となるため、日常業務を円滑に継続することができます。
バッテリーや主要システムのパフォーマンス分析などのリアルタイムデータは、Airspeederのチームとパイロットに恩恵をもたらします。これらの情報を利用することで、エンジニアはリアルタイムに戦略を策定し、すべてのチームで同じ技術プラットフォームが出発点となっているスポーツで競争上の強みを見出すことができます。これにより、接戦が繰り広げられる公正なモータースポーツのレースでファンを熱狂させることが可能になります。
新しいスポーツの確立
Airspeederは、高性能な空飛ぶ電気自動車を製造するアラウダ社によって創設された自動車レースです。航空業界、モータースポーツ界、さらにはeスポーツ界から抜てきされた選りすぐりのパイロットたちが、世界で最も風光明媚な場所の上空に設置された、デジタル制御されたコースを飛行します。
アラウダ社によって製造されたレース用電動マルチコプターの最高飛行速度は、時速130kmです。Airspeeder GPシーズンには、Airspeeder選手権の専属メーカーであるアラウダ社が製造するオリジナルの機体と装置を購入したチームが参加します。参加チームは、自由にレース戦略を策定して、名門パイロット養成機関の卒業生の中からパイロットを選ぶことができます。これにより生み出された技術的に公平な競技の場で、チームは自由に戦略を策定することが奨励されます。このアプローチは、大きな成功を収めているフォーミュラE選手権とよく比較されています。
Airspeeder選手権に参加するチームが成功を収めるには、個々のパイロットの技能とチームの能力によって、極めて革新的な技術プラットフォームから最大限のパフォーマンスを引き出せるかが決め手となります。その場合、成功のカギとなるのがデータの収集能力とその解釈です。これを支えるのが、アクロニスと、アクロニスが提供する、データの安全でシームレスな管理を実現する世界最高レベルのソリューションです。チームでは、バッテリーの最高性能からパイロットの生体情報まで網羅した主要インジケータに基づいて戦略を策定し、競争で優位に立つことができます。
データによって定義された、世界的エンターテインメント組織
Airspeederでは、レースを世界中にストリーム配信し、複数のデバイスとチャネルにわたってスポーツファンのコミュニティとやり取りします。アクロニスが主要なスポーツチームの世界中のファン、フォロワー、パートナーのデータを安全に管理することで、Airspeederは次世代のマルチメディアエクスペリエンスを提供することが可能になります。その際に重要となるのが、ブランドとのやり取りと同様に、急速に変化する視聴者のニーズに柔軟に対応できるように、Airspeederが万全の備えをすることです。
技術を通じた安全性確保
先進的な技術主導型のスポーツであるAirspeederの原動力となるのが、ビッグデータの活用です。アクロニスとTeknov8は、業界をリードするサイバープロテクションソリューションのプロバイダーとして、Airspeederのレースや飛行が侵害されることなく、スピーダーおよびスピーダーをサポートするテクニカルチーム間で共有される数テラバイトものデータがすべて安全に保たれるようにします。
Airspeederは複数のチャネルでストリーム配信されるため、世界中でお楽しみいただけます。ライブイベントに参加できるのは招待されたVIPのみですが、これらの人々は、豪華なパビリオンから観戦してレースを盛り上げます。レースに参加するスピーダーは、LiDARおよびマシンビジョンの最先端技術を利用することで、観客やレース関係者のいる場所の周辺で接戦を繰り広げつつも安全なレースを展開することができます。なお、大会は他の飛行機などの飛行が禁止された地域で実施され、デジタル制御された決められたコースでレースが行われます。
AIRSPEEDER | 創設者について:マシュー・ピアソン(MATTHEW PEARSON)氏
マット・ピアソン(Matt Pearson)氏は、アラウダおよびAirspeederの創設者兼ビジョナリーであり、オーストラリア、ニューヨーク、ロンドンのエンジニア、デザイナー、商業関連担当者のチームと連携し、スポーツ大会を盛り上げることで空飛ぶ電気自動車の開発を促進しています。
ピアソン氏は、モビリティの未来に大きな影響を与える代弁者としての役割以外にも、Fleet社での取り組みを通じて産業用IoT(モノのインターネット)分野の急速な拡大に貢献しています。拡大を続ける超小型衛星のネットワークを通じて、南オーストラリア州の拠点から低地球軌道経由で数百万ものデバイスにデータを提供しています。
AIRSPEEDERとアラウダ:
Airspeederは、世界中で最もエキサイティングなスポーツ組織です。白熱した大会によってこそ技術の開発が加速されるという信条に基づき設立されたAirspeederは、空飛ぶクルマのモビリティ革命の原動力となる技術の実現を促進することで、モビリティの未来に大きな影響を与えています。この野心的なビジョンは、航空業界やモータースポーツ界から抜てきされた選りすぐりの技術者たちによって現実のものとなります。
TEKNOV8:
Teknov8は、サイバーセキュリティソリューションを提供する世界的な大手プロバイダーです。Teknov8では、世界最高レベルのバックアップとサイバーセキュリティを提供するベンダーのサービスを再販しています。卓越した顧客サービスと顧客ニーズの理解を兼ね備えた当社では、最高のソリューションの提供とデプロイを手掛けています。最高のサービスを通じて、最高の製品と最高のソリューションを提供します。
Teknov8は、受賞歴のあるアクロニスグローバルダイレクトパートナーとして、すべてのセキュリティおよびバックアップサービスに対応したフルマネージドサービスを提供します。世界中の中堅企業および大企業の顧客基盤を擁するサイバーセキュリティの大手再販業者として、Teknov8は、あらゆる業界に対応したサイバーセキュリティ、コンプライアンスとバックアップ、ディザスタリカバリのトータルソリューションを提供します。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する声明:
我々は、チームならびに世界中のファンと関係者の皆様の安全と健康確保を最優先し、衛生、隔離、人と人との距離の確保に関する政府とWHOのガイドラインに従ってまいります。
我々は引き続きミッションにコミットしており、リモートワークや在宅勤務を通じて開発プログラムに継続的に取り組んでいます。
皆様とご家族のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。安全が確保され、レースの実施が可能になった折には、レースを開催できることを楽しみにしております。
アクロニスについて
アクロニスは、データ保護とサイバーセキュリティが一体となった統合型の自動サイバープロテクションにより、安全性、アクセス性、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)に関連する現代のデジタル社会の課題を解決します。サービスプロバイダーとIT専門家の要求に応える柔軟なデプロイメントモデルと、次世代型の画期的なアンチウイルス、バックアップ、ディザスタリカバリ、エンドポイント保護管理ソリューションによって、データ、アプリケーション、システムに対して上質のサイバープロテクションを提供します。受賞歴のあるAIベースのアンチマルウェアテクノロジーとブロックチェーンベースのデータ認証テクノロジーにより、クラウドからハイブリッド、さらにはオンプレミスまで、あらゆる環境を予測可能かつ低いコストで保護します。
2003年にシンガポールで設立され、2008年にスイスで法人化されたアクロニスは、現在18か国の33の拠点で1,500人を超える従業員を抱えています。アクロニスのソリューションは、550万人以上のホームユーザーと50万社以上の企業の信頼を得ており、この企業にはFortune 1000選出企業のすべてと一流プロスポーツチームが含まれています。アクロニスの製品は150か国以上の5万社のパートナーおよびサービスプロバイダー経由で提供され、40以上の言語でご利用いただけます。
Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。
配信元企業:アクロニス・ジャパン株式会社
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