世界中、日本中でナマコは採れますが、なぜ、陸奥湾産のナマコは、世界一の品質と評価されるのでしょうか？
ナマコは、水温の低い海で育ったナマコが大変味が良いと言われます。
これは、ナマコの生態と深く関わっています。
ナマコは、夏になると冬眠ならぬ「夏眠」する生き物ですが、海の温度が18以上なると動かないでジッとして、18以下になると盛んに活動する生き物です。
特に、海が低温なところほど、ナマコは盛んに活動し、海底に堆積した有機物を餌としているので、水温の低い海で育ったナマコほど、栄養豊富になるので、美味しくなるのです。
そして、この餌となる有機物が豊かな海底ほど栄養成分が豊富なナマコに育ちます。
青森県陸奥湾は、津軽半島と下北半島に囲まれた湾になりますが、この湾は、年を通じても水温が低く、八甲田山系のから陸奥湾に注ぐミネラルたっぷりの水により、プランクトンの繁殖が旺盛となり、土壌豊かな海底を育んでいます。
この陸奥湾の豊かな土壌により、陸奥湾で採れるナマコは、味わい豊かなナマコとなることから、世界でも最高級品として知られています。
青森県陸奥湾での干しなまこは、昔から品質で世界一との評価がありますが、近年中国人気から高騰しており、中国人気から以前の倍以上の価格で取引される高級食材となっています。
陸奥湾産のなまこは、肉厚であることが特徴ですが、アオナマコの種類となります。
ナマコは、日本では平安時代以前から愛されてきた食材ですが、日本ではコリコリした食感が美味しいことから生で食することが多い食材ですが、乾燥させることで栄養もギュッと凝縮されます。
中国では古くから高級食材として珍重されますが、漢方でも使われることから、「海の朝鮮人参（高麗人参）」との意で「海参」と呼ばれます。
昔から日本の干しナマコのほとんどは中国への輸出になります。
ただし、この国産の干しナマコ、特に、陸奥湾の干しナマコは、その栄養成分の豊富さにおいても他が追随できないほどの環境で育ったナマコを使っていることから、国内でもその栄養成分に注目してほしいところです。
漢方では、肝臓や腎臓を助ける効果から、脂肪肝などの慢性肝炎や頻尿に使われてきました。
滋養強壮や精力を増強したり、不妊や胎児滋養、産前産後、EDの改善にも良いことから昔から肉などと一緒に食べる習慣があったようです。
欧米でも最近、関節炎に効果があることから摂取する方も増えており、がんの予防効果や抑制の働きなども報告され、注目を浴びているようです。
陸奥湾での干しなまこは、トゲが特徴になりますが、見た目も美しく、最高級の贈答品としても使われます。
陸奥湾のなまこは、冬が旬の時期であり、収穫したナマコを1ヶ月の期間をかけて手間隙かけて丁寧に天日干しなどして製造しますが、その予約注文を受付開始します。
受付期間は、来年2018年1月末までとなっております。
・商品 ：青森県陸奥湾産「干しなまこ」
・発注 ：最低注文ロットオーダー：50kg～
・製造 ：見積提示注文入金確認後、生産加工し、発送となります。
・納期 ：予約注文後、1ヶ月後以降。
※用途は、業務用となります。
※納期は事前に、ご確認ください。
※ただし、天然のものになりますので、収穫に変動があり、ご要望にお応えできない場合があります。その際には、了承ください。
※配送料金は、別途ご請求となります。
＜奥州藤原屋サイト＞
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＜会社概要＞ 奥州藤原屋（（株）デカルト内）
【代表者】藤原 隆司（フジワラ リュウジ）
【設立】1996年10月1日
【資本金】2,300万円
【事業内容】自然食品研究、企画、販売
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