鶴岡の食のランドマーク「つるおか食文化市場 FOODEVER」 2017年7月1日開業 日本唯一のユネスコ食文化創造都市・鶴岡の食文化をまるごと体験
- 2017年07月06日 16:00:00
- マネー
- Dream News
つるおか食文化市場 FOODEVER 開業に伴い、オープニングセレモニーを開催
2017年7月1日(土)、JR鶴岡駅前に「つるおか食文化市場 FOODEVER」が開業、同日10時よりオープニングセレモニーを開催致しました。榎本政規鶴岡市市長、鶴岡駅前商店街振興組合 石橋政士理事長、株式会社Fu-Do 丸山典由喜代表取締役のほか、食の都庄内親善大使を務め、店舗をプロデュースする、アル・ケッチァーノ オーナー 奥田政行シェフ、日本料理研究家の土岐正富シェフが登壇し、テープカットとともにオープンを宣言致しました。
セレモニーでは「FOODEVERを拠点として、ユネスコが認めた鶴岡の食と食文化を世界に発信していきたい」と榎本政規鶴岡市長が今後の展望を語りました。また、奥田政行シェフは「鶴岡、庄内地域の食材で鶴岡に訪れる人たちに喜んでもらいたい。FOODEVERで鶴岡の街を元気にし、日本の地域づくりにおける一つのモデルにする」と意気込みを語りました。「つるおか食文化市場 FOODEVER」は、初年度来場者数30万人から50万人を目標に、世界でもここにしかない食の複合施設として、日本の食文化と鶴岡の食の魅力を国内外に発信して参ります。
<テープカットセレモニー 入鋏者> 食の都庄内親善大使 土岐正富氏 / 株式会社Fu-Do 代表取締役 丸山典由喜氏 / 鶴岡市市長 榎本政規氏 / 鶴岡駅前商店街振興組合 石橋政士理事長 / 食の都庄内親善大使 奥田政行氏 (フォトセッション写真左より順)
オープンには県内外からたくさんのお客様が来場
オープン前には、県内外からたくさんのお客様にお集まりいただき100名以上もの列ができました。テープカットとともに山伏の法螺貝の音がとどろきドアが開くと、一斉にお客様が入場され、施設内を回遊しながら地産の新鮮な野菜や果物、鮮魚や特産品などの買い物を楽しんだり、食事を楽しんだりと終始賑わいを見せました。
日本で唯一ユネスコ食文化創造都市に選ばれた、豊かな食と食文化をまるごと体験
鶴岡市は、出羽三山や庄内浜、庄内平野などの山、海、里に囲まれた自然豊かな地域で、豊富な食材と古くから受け継がれる多様な食文化が残っています。古くは300年前から受け継がれる果実や野菜などの在来作物(*1)は、50種を超える品種が鶴岡に現存しており、その数は世界的に見ても高い保存数であるほか、暮らしのなかで発展してきた郷土食や行事食などが多く残されていることも大きな特徴のひとつです。これらの多様な食文化が評価され、2014年12月に鶴岡市は日本で唯一のユネスコ食文化創造都市(*2)に認定されました。この日本を代表する鶴岡の食文化をまるごと体験できる食の複合施設として「つるおか食文化市場 FOODEVER」は誕生致しました。
つるおか食文化市場 FOODEVER 3つのポイント
1)鶴岡の食を楽しむ
奥田政行シェフによる「ファリナモーレ」、土岐正富総料理長監修の「つるおか旬暦 彩鶴 - Ayatsuru -」では、地産の旬の食材を使用したここでしか味わうことのできない新たな鶴岡料理が楽しめます。郷土料理をはじめ、肉バルや魚バル、ワイン・日本酒バーなどの店舗が並ぶフードコート「鶴岡バル」では、それぞれのお店から自由にメニューを組み合わせてシーンに合わせて軽食からフルコースまで食事を楽しむことができます。また、レストランで使用している食材や鶴岡の食材に合わせセレクトされた世界各国の調味料、産地直送の青果や庄内浜で獲れた地産の魚介類、工芸品やお土産品などをマルシェで購入ができます。
2)鶴岡の食を知る
山岳信仰など精神文化とも深い関わりを持つ鶴岡の食文化。館内の文化体験スペースでは、鶴岡の食文化を知るセミナーやイベントなどを開催するほか、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン三つ星、日本遺産認定の出羽三山等の観光資源を紹介する鶴岡市観光案内所による総合インフォメーションも併設しています。国外からの観光客の訪問も視野に入れ、常時英語対応を行います。
3)鶴岡の食を伝える
世界から積極的に若手料理人を受け入れ、飲食業界での次世代育成、人材不足問題に取り組み、新しい動きを発信します。また、循環型食施設としてマルシェで販売を行い残った食材をレストランで利用するなどし、フードロス問題にも取り組んで参ります。食に関わる社会問題の解決に向け、広く食分野において新たな提言を発信して参ります。
つるおか食文化市場 FOODEVER 概要
開業日:2017年7月1日(土)
所在地:山形県鶴岡市末広町3番1号 マリカ東館1階
施設面積:計1244.85m2(飲食 / 563.79m2、物販 / 248.32m2、コミュニティスペース / 221.04m2、鶴岡市 / 211.7m2)
店舗数:計14店舗(飲食8店舗、物販3店舗、サービス3店舗)
営業時間:9:30~23:00(店舗により異なる)
URL:http://tsuruokamarukajiri.info/(情報発信サイト)
URL:http://foodever.info/(フロアガイド)
Facebook:http://www.facebook.com/foodever.tsuruoka/
店舗ラインナップ
<飲食店>
・ファリナモーレ:粉×ローカルフード×グローバル食材をテーマに鶴岡の食材をふんだんに使ったパスタ
・ファリナモーレ・ドルチェ:地元鶴岡の卵や山形の果物で作る洋菓子やパンを扱うカフェ
・つるおか旬暦 彩鶴 - Ayatsuru -:旬の食材を使った伝統食や創作郷土料理店
<フードコート「鶴岡バル」>
・魚バル il fri sio(イル・フリージオ):庄内浜の魚介と世界のオイル、塩のマリアージュを楽しむ魚料理専門店
・肉バル Yaku禄(やくろく):山形県産にこだわった肉屋直営の肉料理専門店
・DONBURI:庄内の厳選された旬の食材を使用したどんぶり専門店
・酒バル彩鶴(あやつる):カウンターで地ワイン、庄内地方の全18酒蔵の地酒を楽しめる
・結心(ゆいしん):地元産そば粉を使った手打ちそばと鶴岡名物料理麦きりの店
<物販店>
・殿や:お米マイスターが厳選した鶴岡産の特別栽培米をその場で精米、販売する精米店
・つるおか駅前マルシェ:各店使用の食材や地産の新鮮野菜・果物・鮮魚、こだわりのお米や加工品などを販売
・セレクトショップつけもの屋:鶴岡ならではの漬物を独自にセレクトし販売
<インフォメーション>
・鶴岡市観光案内所:出羽三山等の観光資源の紹介、英語による国内外のお客様を迎える総合インフォメーション
・情報発信スペース:鶴岡の奥深い食文化、観光資源を映像、展示により発信するスペース
<イベントスペース>
・FOODEVERキッチン:観光客が楽しめる食文化体験イベントを実施する、文化体験スペース
参考資料
*1 在来作物:その地域で長年の間栽培され、人々に親しまれてきた野菜、果樹、穀類などの作物。
*2 ユネスコ食文化創造都市:加盟する都市が国際ネットワークの中で連携して、創造的な地域産業を振興し、文化の多様性保護と世界の持続的発展に貢献することを目的にユネスコが2004年に創設。7つの創造的な産業(食文化、文学、映画、音楽、クラフト&フォークアート、デザイン、メディア・アート)が対象となる。
ユネスコ創造都市ネットワーク http://en.unesco.org/creative-cities/
株式会社Fu-Do 会社概要
社名:株式会社Fu-Do
代表者:代表取締役社長 丸山 典由喜
所在地:山形県鶴岡市末広町3番1号マリカ東館2階
事業内容:マリカ東館1階フロアの運営・まちづくりに関するコンサルタント業務、飲食店の経営・食料品の企画、開発、製造、販売
<本件に関する報道関係者からのお問合せ先>
つるおか食文化市場 FOODEVER PR事務局 E-グラフィックスコミュニケーションズ株式会社 担当:寒河江 麻恵
E-mail:asae.sagae@gmail.com TEL:080-9666-6496
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