ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- デジタル・インフラストラクチャーの世界的権威でDominus Capital, L.P.のポートフォリオ企業のアップタイム・インスティテュート（「アップタイム」）は本日、LEET Security S.L.（リート・セキュリティー）の買収を完了したと発表しました。LEET Securityは、サイバーセキュリティーリスクの独立した評価手法と格付けシステムとして、デジタルインフラを利用するあらゆるサービス内でサービス提供のあらゆる側面に関するサイバーセキュリティーリスクを具体的に発見、特徴付け、評価するように設計したものを提供しています。
すべての組織とその ICT サービスパートナーは、複雑で進化し続けるサイバーリスクの脅威状況に対応するため、デジタルインフラのセキュリティー確保に対する圧力の高まりにさらされています。LEETサイバーセキュリティー評価システムは、これらのリスクの性質と重大性を容易に理解する能力を顧客に与えることで、この問題に直接対処するものです。顧客は、これらのリスクを低減するために適切な措置を講じ、組織のセキュリティー態勢を継続的に改善することができるため、組織をサイバー脅威に対して強化することができます。これには、システム的な弱点と特定のリスク暴露を発見し、サービスが社内で提供されているかや第三者のサービスプロバイダーを経由して提供されているかに関係なく、顧客が利用するあらゆるデジタルサービスに存在する可能性のある内部と外部の両方の「攻撃対象領域」に対応する代替セキュリティー管理を構築することが含まれます。
LEETのサイバーセキュリティーサービスは、米国国立標準技術研究所（NIST）、一般データ保護規則（GDPR）、決済カード業界データセキュリティー基準（PCI-DSS）、国際標準化機構（ISO-27001）、Esquema Nacional de Seguridad（国家セキュリティー枠組み、ENS）など、最も広く世界的に採用されているサイバー基準やサイバーフレームワークから生まれた包括的な管理フレーム上に、厳格かつ透明な手法を構築するものです。継続的に発展している実証済みのLEET評価システムは、顧客と内部ユーザーに対して、信頼を寄せているLEET評価のデジタルサービスが継続的に評価・モニタリングされているという信頼を提供します。
アップタイム・インスティテュートのマーティン・V・マッカーシー最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「LEET Securityは、サイバーセキュリティーの脅威を徹底的に検知・調査・低減する能力という、すべての組織が抱える極めて重要なニーズに応える独自の差別化されたソリューションを構築しています。従来のリスク管理手法は、アウトサイドイン手法またはインサイドアウト手法をとっており、『悪意ある主体』が潜在的な攻撃対象領域を利用するかもしれない方法を常に考慮しているわけではありません。LEET Securityは、組織の外部および内部のサイバーセキュリティーの脆弱性全体を見通して、両方の視点を提供し、露呈した脅威到達領域に対する深い可視性と洞察的知見を提供し、組織がそのサイバーセキュリティー態勢を改善できるようにします。LEETのサイバー評価サービスがアップタイム・インスティテュートのサービスポートフォリオに加わることで、アップタイムがさまざまな評価や認証で既にカバーしている物理的・運用的なセキュリティー要素を基に、顧客に比類なき価値を提供することになります。」
LEET Securityの最高経営責任者で創設者のアントニオ・ラモスは、次のように述べています。「私たちは、紛れもないデジタル・インフラストラクチャーの世界的権威であるアップタイム・インスティテュートに参加できることに感激しています。過去10年にわたり、LEET Securityは独自の包括的なサイバーセキュリティー評価システムを開発してきました。今後は、アップタイムの一員として、地理的な拡大や新サービスの開発を通じて、より多くの成長機会を得ることになります。当社のグローバル化における次なる段階を楽しみにしています。2010年以来、サイバーセキュリティーという極めて重要な分野で独自の価値を提供し、継続的な革新をもたらすこの一連の取り組みにおいて、当社を支えてくださったすべてのお客さま、スタッフ、投資家の皆様に、個人的に感謝したいと思います。」
Dominus Capitalの創業パートナーであるボブ・ハスウェルは、次のように述べています。「LEET Securityの買収は、世界のデジタルインフラ市場におけるアップタイムのリーダーとしての地位を強化するものです。LEETは顧客と市場の需要に応え、差別化されたサイバーセキュリティーサービスを取り入れることで、アップタイムの既存サービスが提供する中核的価値を高めます。私たちは両社に待ち受ける機会の規模に大きく期待しています。」
LEET Securityは、アップタイムにとって今月完了した2件目のM&A案件となります。今回は、CNetトレーニング（英国に本社を置く50人以上の世界的企業で、デジタルインフラの教育／学習／開発ソリューションのリーダー企業）の買収から2週間後に行われたものです。アップタイムは、サービス・ポートフォリオを拡大し、世界中のデータセンターのオーナー、事業者、テナントが、基幹業務用のビジネスアプリケーションやサービスに必要な回復力、可用性、持続可能性、安全性のあるデジタルインフラを提供し、これらにアクセスできるようにするという当社の使命をより完全に遂行するために、今後もアドオン買収の可能性を追求・評価し続けていきます。
アップタイム・インスティテュートについて
アップタイム・インスティテュートは、デジタル・インフラストラクチャーの世界的権威です。当社は25年以上にわたり、データセンターの性能、強靱性、持続可能性、効率性に関する業界有数のベンチマークを確立し、顧客のデジタル・インフラストラクチャーがさまざまな運用条件下で、ビジネスニーズに合致するレベルで機能することを保証しています。アップタイムのティア基準は、デジタル経済の根幹をなすデータセンターの設計・構築・運用において、IT業界で最も信頼、採用されている世界基準です。アップタイムは、ティア基準・認証、管理・運用レビュー、Standardized, Comprehensive Risk Assessment（標準化総合リスク評価）-FSI金融分野リスク評価、幅広い補足リスク・性能評価、インテリジェンス調査サービス、1万人以上のデータセンター専門家が修了した認定トレーニングコースにより、100カ国以上の数千社の企業が重要なIT資産を最適化しつつ、コスト、リソース、効率を管理できるように支援しています。
アップタイム・インスティテュートはニューヨーク州ニューヨークに本社を置き、ロンドン、サンパウロ、ドバイ、KSAシンガポール、台北、マドリードにオフィスを構えています。詳細情報については、www.uptimeinstitute.comご覧ください。
LEET Securityについて
LEET Securityは、組織とその第三者ICTサービスプロバイダー／パートナーの情報セキュリティー態勢について、信頼性をもって評価する分類システムの開発・管理を唯一の目的として設立された独立格付け機関です。
2010年の設立以来、LEET Securityのサイバー格付け機関は、米国標準技術局（NIST）、一般データ保護規則（GDPR）、支払カード業界データセキュリティー基準（PCI-DSS）、国際標準化機構（ISO-27001）、Esquema Nacional de Seguridad（国家セキュリティー枠組み、ENS）など、主要な国際規制、基準、最優良事例で規定されるリスク対策・管理策を編集・更新しています。LEET は、専有的な試験済み手法を使用して、規定されたコントロールを分類・グループ化し、詳細報告書付きLEETスタンプで証明されるセキュリティー態勢の「スコア」を提供します。
LEETセキュリティー格付けは、企業が所有するデジタルサービスおよびインフラならびに第三者パートナーにまたがるサービス提供のあらゆる側面において、デジタルインフラを利用するあらゆるサービス内のサイバーセキュリティーリスクが確認され、特徴付けられているという確信を顧客とユーザーに提供します。この格付けは、組織のセキュリティー態勢の評価、モニタリング、強化に対する組織のコミットメントと投資を明確に示すことで、実施されたセキュリティー対策に完全な透明性をもたらします。詳細情報については、www.leetsecurity.com をご覧ください。
Dominus Capital, L.P.について
ニューヨークを拠点とするDominus Capitalは一流の中堅企業プライベートエクイティ投資会社として、ビジネスサービスと軽工業の分野における家族経営企業や創業者経営企業に対する経営陣主導のバイアウトおよび成長資本投資に傾注しています。Dominusは、創業者と社内の経営幹部の経験、知識、ネットワークを活用し、並外れた経営陣と手を携えて、ポートフォリオ企業の未開拓の潜在力を引き出すことに取り組んでいます。近年、中堅企業プライベートエクイティ会社の上位50社に選出されたDominusは、長期的な投資手法を採用し、ポートフォリオ企業の著しい成長を達成するという一貫した高い成功実績を上げています。Dominusのチームは過去20年以上にわたり、90件以上の取引を実行しています。詳細情報については、www.dominuscap.comをご覧ください。
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