starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

オーラン・アライアンスが新理事、新仕様、2023年に3回の対面会合、TIPとのすり合わせ強化を発表


  • 2022~2024年期のオーラン・アライアンスの理事を選出
  • 2022年7月以降に公開されたO-RAN技術文書は53本
  • 対面会合でO-RAN技術グループの進展を加速
  • オーラン・アライアンスとテレコム・インフラストラクチャー・プロジェクト(TIP)のすり合わせをさらに強化

独ボン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- オーラン・アライアンスは、32番目の事業者会員として4iGを迎えました。オーランの多彩な会員には現在、世界で330を超える企業と機関が含まれ、オープンRANのエコシステムを共同で開発しています。


2022~2024年期のオーラン・アライアンスの理事を選出

2022年10月24日、オーラン・アライアンスの総会において、来たる2022~2024年期の当アライアンスの理事の選出が完了しました。選出はオーラン・アライアンス定款に従って実施されました。この定款は、WTOの基準に従って当アライアンスの運営に関する明確な規則を定めたものです。理事会は前期と同様、引き続き15社の大手モバイル・ネットワーク事業者が全社参加して運営されます。オーラン理事全員の一覧については、当社のウェブサイトをご覧ください。

ドイツテレコムのグループ・テクノロジー担当SVPのアレックス・ジンスン・チョイ博士が、理事会の新会長に選出されました。チョイ博士は、2018年にオーラン・アライアンスが設立されてからこれまでの間、COOを務めてきました。会長職は、2018年から2022年8月にAT&Tを退職するまで会長を務めていたアンドレ・フィッチから引き継ぎます。

オーラン・アライアンス会長でドイツテレコムのグループ・テクノロジー担当SVPのアレックス・ジンスン・チョイ博士は、次のように述べています。「先日選出されたオーラン・アライアンスの理事は、無線アクセス・ネットワークをオープンでインテリジェントな仮想化された完全に相互運用可能なRANに変容させるというオーランのミッションに全力で取り組み続けています。オーランは、仕様、オープンソフトウエア開発、テスト、統合の取り組みを土台にして、商業展開が迅速に進展するようにオープンRANエコシステムを促進する方法を模索し続けます。」

Stefan Engel-Flechsigがオーラン・アライアンスのCOOに任命されました。Engel-Flechsigはモバイル業界で長く仕事をしてきており、法律顧問としてオーランを設立時から支えてきました。

オーラン・アライアンスのCOOのStefan Engel-Flechsigは、次のように述べています。「オーラン・アライアンスは発足以来、オープンで透明性の高い技術組織であり、現行と新規の業界プレーヤーや学術機関は、参加して任意の取り組みに貢献することが可能です。合意を原則とするオーラン・アライアンスは、世界のモバイル業界においてその使命を果たすことに非常に適した立場にあります。」

対面会合でO-RAN技術グループの進展を加速

2022年10月、オーラン・アライアンスは作業部会とフォーカス・グループの対面会合を3年ぶりに無事に再開し、世界各地の148社から500人以上が参加しました。顔を合わせての会議はオーランの取り組みを大きく進展させます。

また、会合期間中に、オーラン次世代研究グループの第1回ワークショップも開催されました。ワークショップのまとめについては、ウェブ上の発表をご覧ください。

2023年に、オーランは会員の対面会合を異なる地域で3回開催する予定です。この会合は、健康と移動についての現在の規制を完全に考慮して準備され、渡航ができない代表者はリモート参加が可能です。

2022年7月以降に公開されたO-RAN技術文書は53本

オーラン・アライアンスの作業部会とフォーカス・グループは先日、53本の新しい技術文書を公開し、リリース002を完了しました。文書の中には新しい仕様書2本も含まれています。

  • A1インターフェース:ユースケースと要件 – 初めての専用A1インターフェースのユースケース仕様とステージ2レベルのフローチャート
  • 新しいE2サービスモデル(E2SM)の仕様、セルの構成と制御 - ネットワーク・スライシングのユースケースに関するセルとスライスレベルのリソース構成と制御をカバー

新しくリリースされたO-RAN仕様の詳細については、オーラン・アライアンスのウェブ上の発表をお読みください。すべてのO-RAN仕様は当社のウェブサイトからダウンロードできます。

オーラン・アライアンスとテレコム・インフラストラクチャー・プロジェクト(TIP)のすり合わせをさらに強化

2022年10月25日、マドリードでのオープンRANサミット@Fyuzにおいて、オーランとTIPは相互をシームレスに補完するために価値提案と成果物の連係をさらに進めることを発表しました。

オーランとTIPは、オーランのMVP機能パッケージとリリース・ロードマップをTIPブループリントと同期させるために、定期的にすり合わせを行っています。TIPはO-RAN技術仕様およびテスト仕様を参照し、TIP会員は変更要求プロセスを通して仕様の改善を支援します。オーランとTIPは、オーランが承認したOpオープン・テスティング・アンド・インテグレーション・センター(OTIC)およびTIPコミュニティー・ラボで実施されたテスト結果を相互に承認しています。

オーランとTIPがすり合わせを行うことによって、O-RANベース製品の開発の合理化、コンポーネントのインターフェースと相互運用性の検証、市販のオープンRANソリューションの機能性と運用性能の実証をこのエコシステムで実現することができます。

オーラン・アライアンスについて

オーラン・アライアンスは、無線アクセスネットワーク(RAN)分野における330を超える組織のモバイル通信事業者、ベンダー、研究・学術機関から成る世界規模のコミュニティーです。RANはあらゆるモバイルネットワークの必須要素となっており、オーラン・アライアンスの使命は当業界を作り替え、インテリジェンス性とオープン性を高め、仮想化を進め、真に相互運用可能なモバイルネットワークを実現することにあります。新しいO-RAN仕様により、ユーザー体験を改善するための革新が迅速化され、より競争力と活力のあるRANサプライヤーエコシステムが実現します。また同時にO-RANを基盤とするモバイルネットワークにより、モバイル通信事業者によるRANの導入と運用の効率が改善します。これを達成するため、オーラン・アライアンスは新たなRAN仕様を公表し、RAN向けオープンソフトウエアをリリースするとともに、会員組織によるこれらの導入のインテグレーション活動と試験を支えています。

詳細情報については、www.o-ran.orgをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

O-RAN ALLIANCE PR Contact
Zbynek Dalecky
pr@o-ran.org
O-RAN ALLIANCE e.V.
Buschkauler Weg 27
53347 Alfter/Germany

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.