TCS、第2四半期は広範な需要と底堅い利益率により、力強い増益率を達成

- 売上高は63億3300万ドル｜前年同期比16.8%増、為替の影響を除けば15.5%増

- すべての部門で前年同期比15%以上の成長を達成、BFSIは四半期売上高が年間換算20億ドルを超える

- 北米は前年同期比17.4%の成長（為替の影響を除く）

- 業界トップの営業利益率は25.6%に向上

- 純利益は13億100万ドル｜前年同期比14.0%増｜純利益率は20.5%

- 顧客指標はすべての収益帯で健全な成長を示す

印ムンバイ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ITサービス、コンサルティング、ビジネスソリューションの主要グローバル組織のタタコンサルタンシーサービシズ（BSE：532540、NSE：TCS）は、2021年9月30日締め四半期のInd ASおよびIFRSに基づく連結決算を発表しました。

2021年9月30日締め四半期のハイライト

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  売上高は63億3300万ドル、前年同期比16.8%増、為替の影響を除けば前年同期比15.5%増
  


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  営業利益率は25.6%、前四半期比で0.1%上昇、前年同期比で0.6%低下
  


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  純利益は13億100万ドル、前年同期比14.0%増｜純利益率は20.5%
  


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  顧客数は好調に増加：1億ドル以上の新規顧客は5社（合計54社）、5千万ドル以上の新規顧客は17社（合計114社）獲得
  


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  営業キャッシュフローは13億4400万ドル、純利益の103.3%
  


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  1万9690人の従業員を増員｜従業員数は52万8748人
  


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  多様性と包摂性：女性従業員比率：36.2%｜国籍：157カ国
  


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  G&T人材の構築：41万7000人以上の従業員に新技術の研修｜2万6000人以上にコンテクスチュアルマスター研修｜6900人以上がエレベート・プログラムを修了
  


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  業界最高の人材保持率：過去12カ月のITサービスの離職率は11.9%で、業界最低水準
  


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  1株当たり配当金：7.00インド・ルピー｜基準日：2021年10月19日｜支払日：2021年11月3日
  

ラジェシュ・ゴピナタン最高経営責任者（CEO）兼マネジングディレクターは次のように述べています。「好調で持続的な需要環境は、お客さまの成長と変革のために選ばれるパートナーとしての当社の地位を確立する10年に1度の機会です。当社はこの成長の追い風を利用して、関連能力の強化に投資し、ビジネスサイクルにわたって企業内のより広範なステークホルダーに対応する包括的な製品ポートフォリオを構築し、当社ブランドを強化し、ビジネスの対抗力を高めています。これが、当社のすべてのステークホルダーのために長期的価値を創造する上で最も持続可能な道筋だと考えています。」

N・ガナパシー・スブラマニアム最高執行責任者（COO）兼エグゼクティブ・ディレクターは次のように述べています。「当四半期の全体的サービス実績に満足しています。従業員の熱意、エネルギー、取り組みのおかげで、部門全体で数件の大規模な複合プログラムを実施することができました。そのようなプログラムには、大手銀行向けの非接触型決済、ATMからのカードレス引き出し、小売企業向けのスペース・レンジ・ディスプレイの変革、パブリック・クラウド・ネイティブ・アーキテクチャーへの最大級のアプリケーション変革などが含まれ、これらはすべて当社の自動化主導のG+Tフレームワーク、アジャイル手法、ツールキットを活用しています。当社の製品とプラットフォームであるTCS BaNCS®、Quartz SmartLedgers™、TwinX™、TCS Cognix™はすべて、当四半期に大きな成功を収め、多くの市場でビジネス・経営モデルの変革をさらに推進しています。」

サミール・セクサリア最高財務責任者は次のように述べています。「力強い成長と規律ある業務執行により、為替や供給側のインフレによる逆風に打ち勝ち、利益率向上を実現しました。業界トップの利益性と強力なキャッシュ・コンバージョンにより、将来のビジネスを構築する上で必要な適切な投資を行う資金を得ることができました。」

リサーチ＆イノベーション

2021年9月30日時点で、当四半期に出願した180件を含む6169件の特許が申請中であり、2100件の特許を取得しています。

人材関連

大規模に人材を獲得・維持する当社の能力と、有機的な人材開発への継続的な投資により、新しい技術に対する需要増加の多くを社内の候補者で満たすことができました。第2四半期には従業員の学習時間は1430万時間を超えました。49万6000人以上の従業員がアジャイル手法の研修を受け、41万7000人以上の従業員が複数の新技術の研修を受けました。

TCSでは、第2四半期に従業員数が1万9690人純増し、9月30日現在の従業員総数は52万8748人となりました。従業員の国籍は157カ国に及び、女性の比率は36.2%と、引き続き非常に多様性に富んだ従業員構成になっています。

TCSの人材への投資という理念と、先進的な職場方針により、業界トップの人材保持率を実現しています。ITサービスの離職率（過去12カ月）は11.9%で、業界で最も低い水準でした。

ミリンド・ラカド最高人事責任者は、次のように述べています。「当期は、さまざまな意味で充実した四半期となりました。この半年間で、過去最高の4万3000人の新卒者を採用しました。当社の「シフト・レフト」研修戦略により、新入社員の配属を大幅に加速することができました。先行投資して自社の人材パイプラインを構築することで、供給側の課題を克服し、お客さまの成長および変革プログラムの実施スケジュールに対応することができました。有機的な人材開発に注力し、学習とキャリアを結び付けることで、当社は高い従業員満足度を維持しています。同時に、コンテクスチュアルマスターやエレベートなどのプログラムの規模を引き続き拡大し、明日の人員となるG&Tリーダーを育成しています。TCS社員の70%がワクチンを完全接種し、95%以上が少なくとも1回の接種を受けていることから、今年末までには徐々に社員をオフィスに復帰させる予定です。」

IFRS財務諸表

連結包括利益計算書 2020年9月30日および2021年9月30日締め四半期 （単位：百万ドル、1株当たりデータを除く）
	2020年9月30日締め四半期		2021年9月30日締め四半期
	調整を除く	報告
売上高	5,424	5,424	6,333
売上原価	3,205	3,205	3,773
粗利益	2,219	2,219	2,560
販売費および一般管理費	797	962	938
営業利益	1,422	1,257	1,622
その他の利益（費用）、純額	101	101	131
税引き前利益	1,523	1,358	1,753
法人税	378	342	448
税引き後利益	1,145	1,016	1,305
非支配持分	4	4	4
純利益	1,141	1,012	1,301
1株当たり利益（単位：ドル）	0.30	0.27	0.35

連結貸借対照表 2021年3月31日および2021年9月30日現在 （単位：百万ドル）
	2021年3月31日現在	2021年9月30日現在
資産の部
有形固定資産	1,653	1,606
使用権資産	1,040	1,073
無形資産およびのれん	603	594
売掛金	4,106	4,425
未請求収益	1,490	1,552
投資	4,002	5,243
現金および現金同等物	934	700
その他の流動資産	3,102	3,057
その他の非流動資産	1,173	1,201
資産合計	18,103	19,451
負債および株主資本の部
株主資本	12,065	13,346
その他の流動負債	4,651	4,723
その他の非流動負債	1,293	1,290
非支配持分	94	92
負債合計	18,103	19,451

タタコンサルタンシーサービシズについて

タタコンサルタンシーサービシズは、ITサービス、コンサルティング、ビジネスのソリューションを提供し、50年以上にわたり世界最大規模の多数の企業の変革の道程でパートナーとなってきました。TCSは、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスとソリューションで、コンサルティング主導で認知力を利用した統合的なポートフォリオを提供しています。これは、当社独自のLocation Independent Agile™提供モデルを通じて提供され、これはソフトウエア開発の優秀さの基準として認知を受けています。

インド最大の多国籍企業グループであるタタ・グループに属するTCSは、46カ国に世界で最も訓練された52万8000人を超えるコンサルタントを擁しています。当社の2021年3月31日終了年度の連結売上高は222億米ドルであり、当社はインドのBSE（元ボンベイ証券取引所）とNSE（ナショナル証券取引所）に上場されています。TCSは、気候変化に対する積極的な姿勢と受賞歴のある世界各地のコミュニティーとの協力により、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスとFTSE4Goodエマージング・インデックスといった主要持続可能性指数に組み入れられてきました。詳細情報については、www.tcs.comをご覧ください。

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