ベリシリコンのVIP9000 NPU AIプロセッサーとZSPNano DSP IPがAIビジョンとAIボイスを低消費電力の車載画像処理SoCにもたらす
上海--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ベリシリコンは本日、低消費電力のインテリジェント画像処理SoCソリューションの世界的リーダー企業である芯鼎科技股份有限公司（iCatch Technology, Inc.）（TPEX: 6695）がベリシリコンのVIP9000 NPUとZSPNano DSPのIPを選定したと発表しました。両方ともiCatchの次世代AI活用型画像処理SoCで使用され、ベリシリコンのNPUを活用したニューラルネットワークアクセラレーターを組み込んで、車載電子機器、各種産業、家電、消費者向け電子機器、AIoT、スマートホーム、商業、その他の用途で使われます。
VIP9000は高度な拡張性を備えたプログラム可能なプロセッサーIPで、コンピュータービジョンや人工知能のアプリケーションに使用することができ、すべての定評ある深層学習フレームワーク（TensorFlow、Pytorch、TensorFlow Lite、Caffe、Caffe2、DarkNet、ONNX、NNEF、Keras…）に加え、OpenCLTMとOpenVXTMのAPIに対応します。量子化、枝刈り、モデル圧縮などのニューラルネットワーク最適化手法も、VIP9000アーキテクチャーがネイティブでサポートしています。AIアプリケーションのVIP9000プラットフォームへの移植は、Vivante AcuityTM SDKによってオフラインコンバージョンを通じて、Android NN、NN API、ARM NNによってランタイム解釈を通じて、容易に実行できます。ZSPNano DSPはロバストで成熟したSDKによって完璧なプログラム可能性、業界有数の電力効率を提供することで、iCatchは音響エコー除去（AEC）、ノイズ抑制、ビーム形成を含め、オーディオ／音声ソフトウエアアプリケーションをスムーズに拡大できます。
iCatch Technologyのウェーバー・スウ社長は、次のように述べています。｢ベリシリコンの重要なIP機能を搭載することで、当社の4Kビデオ向けAI活用型画像処理SoCの最新世代となるV37は、まさにカメラにエッジコンピューティング能力を付与することができます。さらにiCatchの高品質の画像信号処理（ISP）エンジンと専有的なCVアクセラレーターエンジンも組み込むことで、当社はVeriSilicon NPUエンジンのTOPS/W性能を最高度に高めることができます。その結果、当社のAI活用型画像処理SoCは高品質のビデオを記録できるだけでなく、先進的な画像解析を行なってインテリジェンスをカメラデバイスにもたらすことができます。私たちは当社のAI活用型画像処理SoCを多様なアプリケーションに適用することに成功しました。｣
ベリシリコンの知的財産部門担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーの戴偉進（ウェイジン・ダイ）は、次のように述べています。｢エッジAIコンピューティングは消費者向け、産業用、自動車用のデバイスなどの広範な市場区分、特にコンピュータービジョン関連アプリケーションに適用されてきました。AI NPUを内蔵したイメージプロセッサーは大きな成長の勢いを持っています。｣
「スマートアイとスマートイヤはあらゆるインテリジェントエッジデバイスに必須です。困難な課題となっているのが、製品で設定するパワーエンベロープとシリコン予算の範囲内でいかに効率的にインテリジェンスを実現するかということです。iCatchは画像処理分野の一流企業として、当社のNPUとDSPを先進的なソリューションの中で大いに活用して、巨大な市場ニーズを完璧に満たそうとしています。VIP9000とZSPNanoにより、iCatchの画像処理SoCは最小の消費電力で先進的なAIビジョンとAIボイスの機能を実現します。」
@ OpenCLはクロノスの許可の下に使用されているアップルの商標です。OpenVXはクロノス・グループの商標です。
iCatchのスマートホームAIoTとADAS AIビデオSoCの詳細情報については、https://www.icatchtek.com/ProductOverviewをご覧ください。
詳細情報についてはwww.verisilicon.comをご覧ください。
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