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RMS、グローバル・リスク統一クラウド・プラットフォームのRMSリスク・インテリジェンスで新たな製品とモデルを提供開始



リスク・モデラー2、新たなHDモデル(新規および更新)、拡大するリスク状況を切り抜けるために特別設計されたインテリジェント・アプリケーションを含む最新製品リリース

米カリフォルニア州ニューアーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界が深いところで変化する中、リスクも同様に変化しています。気候変動、パンデミック事象、サイバー攻撃・脅威は、いずれも私たちが新たな革新的方法で考慮する必要があるものになりました。リスクの理解を高めることで、優れた意思決定が可能になり、エンドツーエンドのリスク管理を改善できます。本日、毎年のExceedanceカンファレンスを開会するに当たり、世界をリードするカタストロフィー・リスク・ソリューション企業のRMSは、RMSリスク・インテリジェンス(RI)の重要な新たなモデルと製品のリリースと更新を発表しました。




2019年5月に提供開始したRMSリスク・インテリジェンス(RI)は、オープンなモジュール型の信頼性の高い統一クラウド・プラットフォームであり、高度なモデリング、深いリスク洞察、分析を提供できます。クラウド・ネイティブなアーキテクチャーを活用するRIは、高い性能と規模をもたらします。RMSリスク・インテリジェンス・プラットフォームでは、保守すべきハードウェアやソフトウェアはなく、所有コストの削減が重視されています。このプラットフォームは、(再)保険会社、資本市場、政府機関、その他の組織がクラウドで自組織のRMSリスク・モデルすべてを効率的に運用・管理することを可能にし、直感的なユーザー・エクスペリエンスを提供し、高度なリスク分析が統合されています。RIは、GDPR、ISO27001、C5、SOC2など、業界で認められたクラス最高のセキュリティー要件にすべて準拠しています。



今週、バーチャルExceedance 2020カンファレンスにおいて、RMSはRMSリスク・インテリジェンスの大きな進歩を披露します。



リスク・モデラー2.0



リスク・モデラー2.0は、RMSの画期的な製品リリースであり、RMSリスク・インテリジェンス上で動作します。リスク・モデラー2.0は、RMSモデルを活用した先進的ポートフォリオおよびアカウント・リスク分析を提供し、リスク・アナリストやカタストロフィー・モデリング担当者の複雑なニーズに対応できるように設計されています。リスク・モデラー製品のこの最新バージョンはリアルタイムのリスク分析を可能とし、リスクリンク(RiskLink®)モデルとHDモデルの一体的な高性能実行が可能です。オンプレミスのモデリングやその他のオンプレミスのアプリケーションやその他のクラウド・アプリケーションとの統合も、オープンAPIによって容易に行うことができ、お客さまには最大の柔軟性と選択の幅が提供されます。リスク・モデラー2.0は、オールインワンのリスクリンクとリスクブラウザー(RiskBrowser)の体験を提供し、お馴染みの機能を備えるほか、強化された直感的なユーザー・インターフェースによりワークフローが効率化され、複雑な分析を完了するための時間と手順を削減できます。リスク・モデラー2.0は、組織全体がポートフォリオとアカウント・モデリングのワークフローを実行できる統一的なモデリングおよび分析ソリューションであり、リアルタイムのリスク情報の取得を強化します。



リスク・モデラー2.0の機能:




  • 北米、欧州、アジアをカバーするグローバル・リスク・モデル(リスクリンクのバージョン18.0および18.1、コア・モデル、HDモデル、特別モデル)


  • 長期的に使用できるアーキテクチャーのモデル・エンジン(リスクリンクとHDモデルの実行を一体化)


  • モデル実行の高速化(北大西洋ハリケーン、北米地震、欧州暴風、北米冬季暴風雨のような特に需要の大きいリスクリンク・モデルやその他のモデルは、地点数100万個のポートフォリオで4倍から6倍高速に動作)


  • 既存システムの容易な統合(エクスポージャー・データ・モジュール(EDM)、結果データ・モジュール(RDM)、事象損失テーブル(ELT)、期間損失テーブル(PLT)、年間損失テーブル(YLT)の豊富なデータ形式をサポート)


  • 停止時間ゼロのアップグレードとモデルへの高速アクセス(1つのアプリケーション内のサイド・バイ・サイド・モデル・バージョン)


  • 直感的で馴染みのあるワークフロー(リスクリンクとリスクブラウザーのユーザーなど)


  • 複数ステップのバッチ処理も可能な簡単な操作性(データのアップロードなどはワン・ステップで可能に)


  • サードパーティーのツールや内製アプリケーションとのAPI統合により、完全自動化されたエンドツーエンドのモデリング処理が可能(例えば、エクスポージャーのインポート、ジオコーディングやハザード検索のサービス実行)



リスク・モデラー2.0は、本日よりお客さまにプレビュー提供されており、2020年6月までにリスクリンク・モデルと共に一般提供されます(初期HDモデルのプレビュー付き)。



新しいHDモデルを備えたリスク・モデラー



RMS高詳細モデルは、次世代のリスク・モデリングであり、これまでにない大規模な分析と詳細度を提供します。RMS HDモデルはすべて、リスク・モデラーのアプリケーションに移行する過程で大規模なアップグレードが行われており、柔軟性と演算能力が高まっています。以下のモデルは、リスク・モデラーのこれまでのバージョンで提供されてきた米国洪水および米国山火事HDモデルに追加されます:




  • 更新された欧州内陸洪水モデル・スイート(欧州15カ国にわたる18個の河川流域、8000個の集水域)


  • 更新された日本地震・津波およびニュージーランド地震モデル(どちらにも津波、地震後火災、液化、地滑りの副次脅威が含まれます)


  • 更新された日本台風・洪水モデル(台風チェービーと台風ハギビスのような最近の事象を含みます)


  • 欧州対流性暴風雨モデル(大規模な全欧州事象データによって17カ国をカバーするまったく新たなモデル・スイートで、当社の欧州暴風モデルと完全統合)



これらすべてのHDモデルは本日から提供され、2020年6月から9月までの間にリスク・モデラー2.0アプリケーションで一般提供されます。ご利用中のお客さまは、リスク・モデラーのプレビュー・プログラムやアナリティカル・サービスにより更に早くこれらのモデルの評価や検証を行うことができます。リスク・モデラー2.0で6月から欧州内陸洪水モデルと米国山火事モデルが利用可能となり、その後近いうちに欧州対流性暴風雨モデル、日本台風モデル、日本地震モデル、ニュージーランド地震モデルもリスク・モデラー2.0で提供されます。すべてのHDモデルは、2020年9月までに新たなリスク・モデラー2.0で一般提供されます。



アナリティカル・アプリケーション・スイート



RMSリスク・インテリジェンスは、個別のポートフォリオ管理や引き受け業務向けに調整された高度なアプリケーションの新しいスイートを提供します。これには、次のものが含まれます:




  • ExposureIQ™– この新しいアプリケーションは地点数が数百万に及ぶ資料をポートフォリオ管理者が深く分析できるようにし、ホットスポットの容易な発見、ポートフォリオの分散化、再調整を可能にします。ExposureIQアプリケーションは、RMSイベント・レスポンスからの風予想事象および影響データと組み合わされてリアルタイムのリスク情報を提供し、事象の前、最中、事後にわたって損害可能性の迅速な評価を助けます。お客さまはExposure IQアプリケーションを6月から先行プレビューで確認でき、2020年9月から一般提供が行われます。


  • 新バージョンのSiteIQ™地点インテリジェンスAPI - 厳密なカタストロフィー脅威リスク評価が引き受けの早い段階で数秒で実行可能になりました。RMS SiteIQと地点インテリジェンスAPIは、この最新バージョンで強化され、100兆個のデータポイントに高速かつ容易にアクセスできるようになったほか、一部の地域では地点当たり200個を超えるデータポイントの提供が可能になっています。カバー国は現在70カ国を超え、その数は増加中です。




  • TreatyIQ™ - 莫大な規模で可能なロールアップ・エンジン、信頼度の高い金融モデル、契約言語の柔軟性を備えたTreatyIQアプリケーションを利用することで、資産契約引受担当者は、価格設定およびポートフォリオ・ロールアップ分析により、引受能力に対するリターンを高めることができます。Treaty IQアプリケーションは、2020年第3四半期にプレビュー提供され、第4四半期に一般提供されます。



RMSの製品担当エグゼクティブバイスプレジデントのCihan Biyikogluは、次のように述べています。「当社のあらゆる製品、HDモデル、特にリスク・モデラーに関してRMSチームが達成した大幅な進歩は、過去1年における400社を超えるRMSのお客さまとの協力によって実現したものです。リスク・データレイク、リスク・データ・オープン・スタンダード(RDOS)、統一モデリング、IQアプリケーションを革新的に使用することで、リスク・インテリジェンス統一クラウド・プラットフォームは、大きな規模、能力、リスク洞察を高いセキュリティーを確保して市場にもたらします。新しい製品や技術が将来どのようなものになるかについても、楽しみにしています。RMSが使用する機械学習と人工知能のツールがさらに発展することで、継続的に大きな機会が開かれることでしょう。」



RMS最高経営責任者(CEO)のKaren Whiteは、次のように語っています。「リスク・インテリジェンスは、世界初の包括的な世界的リスク・プラットフォームです。リスクの複雑性と連動性に私たちは常に直面しています。私たちは皆、COVID-19の危機を経験しており、気候変動、異常気象、サイバー脅威の拡大といった危機も根強く存在しています。このような状況を受け、私たちの業界では、あらゆる形式のデータ、モデリング、アナリティクスを利用する新しいリスク・プラットフォームが必要とされています。高速かつ一体的で、新たな形でテクノロジーを活用することで洞察と成果を高めることができるようにしなければなりません。RMSは技術革新を過去にお約束し、リスク・モデラー2.0とIQアプリケーションによって、その約束を果たしました。将来のリスクを引き受けるために必要な規模とスピードで、クラウド内でリスクをモデリングする統合的なプラットフォームが提供されます。」



以上



編集者への注記:



RMSについて:



リスク・マネジメント・ソリューションズ(RMS)は、保険会社、金融市場、企業、公共機関がハリケーン、地震、洪水、気候変動、サイバー、パンデミックを含む自然災害および人為的災害によるグローバル・リスクを評価および管理する支援を行います。



RMSはカタストロフィー・リスク業界の先頭に立ち、データと高度なモデル・サイエンスを最先端テクノロジーと融合させることで、業界が先駆者となることを支援しました。いくつもの業界の経営陣が、当社のオープンでリアルタイムのエクスポージャーおよびリスク管理プラットフォームであるRMSリスク・インテリジェンスを通じて明日のリスクに対処できます。RMS HDモデル、リッチ・データレイヤー、直感的なアプリケーション、既存のエンタープライズ・システムに容易に統合できるAPIが利用可能です。



RMSは、信頼されるソリューション・パートナーとして、引き受け、リスク選択、緩和、ポートフォリオ管理のすべてにおいてビジネス上のより良い意思決定を下すための効果的なリスク管理を可能にします。



詳細についてはRMS.comをご覧いただき、リンクトインおよびツイッターでのフォローをお願いいたします。



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