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新たなLattice CrossLink-NX FPGAで組み込みビジョン/エッジAIアプリケーションにおける消費電力と性能をリード




  • 新しいLattice Nexus™ FPGAプラットフォームで開発した初の製品


  • 同クラスの競合デバイスと比べて最大75パーセントの低消費電力

米オレゴン州ヒルズボロ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 低消費電力プログラマブルデバイスのリーダー企業であるラティスセミコンダクターコーポレーション(NASDAQ:LSCC)は本日、当社の新しいLattice Nexus™ (ラティス・ネクサス)FPGAプラットフォームを基に開発した初のFPGAとなるCrossLink-NX™を発表しました。この新しいFPGAは低消費電力、小型フォームファクター、信頼性のほか、開発者が革新的な組み込みビジョン/AIソリューションを通信、コンピューティング、各種産業、自動車、消費者向けシステムの分野で生み出す上で必要な性能を実現するものです。





ムーア・インサイツ&ストラテジーを創設したパトリック・ムーアヘッド社長によれば、「5G接続、クラウドベース分析、工場自動化、スマートホームのような技術動向により、機械学習(ML)を支える組み込みビジョンソリューションの需要が促されています。ところが、クラウドベースのML分析にはデータ遅延、コスト、プライバシーの問題が伴うため、データ処理の比重をクラウドからエッジへと移行させることへの関心が開発者の間で呼び起こされています。ただそうするためには、OEMが高性能のデータ処理、低消費電力での稼働、小型フォームファクターを実現するエッジAI/ML推論ソリューションにアクセスできる必要があります。」



FPGAは諸機能を並列的に実行するため、組み込みビジョン/AIアプリケーションにとって魅力的なハードウエアプラットフォームです。この並列アーキテクチャーはデータ推論など、一定の処理ワークロードを大幅に加速化します。



レパード・イメージングの共同設立者で社長のビル・プー氏は、次のように述べています。「組み込みビジョンシステムは複雑さを増しており、今日の多くのシステムは多数のイメージセンサー、ディスプレー、カメラを使用しています。エッジではデバイスサイズと電力消費量が決定的に重要であるため、そうしたシステムをエッジに導入することで、設計上の複雑さがさらに増すことになります。Lattice CrossLink-NX FPGAは超低消費電力、小型サイズ、高性能インターフェース、充実したソフトウエアとIPのライブラリーを備えており、当社は各種産業分野および自動車分野のお客さま向けに、たった1つのデバイスを使用して、種々のビデオシグナルブリッジング/アグリゲーション/スプリッティングアプリケーションを迅速・容易に開発することで、開発の期間と資源を大幅に節約することができます。」



CrossLink-NXファミリーは新しいLattice Nexusプラットフォームを使用して設計されていますが、本プラットフォームは28 nm FD-SOI製造プロセスに、小型フォームファクターでの低消費電力稼働に最適化させるようラティスが新たにデザインしたFPGAファブリックアーキテクチャーを組み合わせたものです。



ラティスセミコンダクターの製品マーケティング担当ディレクターであるゴードン・ハンズは、次のように述べています。「CrossLink-NXは同様の競合FPGAと比較して消費電力、フォームファクター、信頼性、性能の点でリードしているだけでなく、設計ソフトウエア、IPブロック、アプリケーション参照設計の充実したライブラリーによっても支えられています。これらにより、開発者はCrossLink-NX FPGAを新規ないし既存のエッジデザインに迅速・容易に組み込むことができます。」



CrossLink-NXの重要機能は下記の通りです。




  • 低消費電力:Lattice Nexus FPGAプラットフォームで構築したCrossLink-NXは、同クラスの競合FPGAと比べて最大75パーセントの低消費電力。


  • 高い信頼性:CrossLink-NXは当クラスの同種FPGAと比べてソフトエラー率が最大100分の1で、安全性と信頼性を保って稼働する必要のある基幹業務用アプリケーション向けに魅力的なソリューション。最初のCrossLink-NXデバイスはアウトドア用、産業用、車載用のアプリケーションに伴う環境で求められる耐久性をサポートするよう設計。


  • 性能:CrossLink-NXは下記の3要素によって性能強化を実現。


    • 高速I/Oをサポート:CrossLink-NX FPGAはMIPI、PCIe、DDR3メモリーを含む複数の高速I/Oをサポートしているため、組み込みビジョンアプリケーションに最適。


    • 瞬発駆動の性能:長時間のシステムブートが不可のアプリケーション(産業用モーター制御など)へのサポートを向上させるため、CrossLink-NXは3 ms以内の超高速I/O設定、15 ms未満でのデバイス全体設定を実現。


    • 高メモリー/ロジック比:エッジデバイスにおけるAI推論の機能を効率的に支えるため、CrossLink-NXは各ロジックセルに170ビットのメモリーを割り当て、当クラスで最高のメモリー/ロジック比とし、先行世代と比べて2倍の性能を実現。




  • 小型フォームファクター:お客さまが求めるシステム小型化のニーズを支えるべく、最初のCrossLink-NXデバイスは当クラスの競合FPGAよりも最大で10分の1小さい6 x 6 mmのフォームファクターで提供。


  • ソフトウエアツールとIP:新しいLattice Radiant 2.0(ラティス・レイディアント2.0)設計ソフトウエア以外にも、ラティスはMIPI D-PHY、PCIe、SGMII、OpenLDIのようなインターフェースを含む定評あるIPコアの充実したライブラリーのほか、4:1イメージセンサーアグリゲーションなど一般的な組み込みビジョンアプリケーションのデモ版機能を提供。



当初は2020年からの提供を予定していましたが、ラティスは予定より早めてCrossLink-NXをリリースし、既に一部顧客にデバイスのサンプル出荷を開始しています。詳細情報についてはwww.latticesemi.com/CrossLink-NXをご覧ください。



ラティスセミコンダクターについて



ラティスセミコンダクター(NASDAQ:LSCC)は低消費電力のプログラマブルデバイスのリーダー企業です。当社は、拡大する通信、コンピューティング、産業、自動車、消費者市場において、エッジからクラウドを含むネットワーク全体で、お客さまの問題を解決しています。当社の技術、長期にわたる協力関係、世界レベルのサポートに対する取り組みにより、お客さまは素早く容易に自社の革新の力を解き放ち、スマートかつセキュアで接続された世界を生み出すことができます。



ラティスの詳細については、www.latticesemi.comをご覧ください。当社をリンクトインツイッターフェイスブックユーチューブWeChat(微信)Weibo(微博)Youku(優酷網)でフォローしてください。



Lattice Semiconductor Corporation、Lattice Semiconductor (及びデザイン)、各製品名は、米国及びその他の国におけるLattice Semiconductor Corporationまたはその関連会社の登録商標または商標です。「パートナー」という言葉の使用は、ラティスと他法人との法的な提携関係を暗示するものではありません。



一般的注意事項:本リリース内で使用されているその他の製品名は提示のみを目的としており、各社の商標となっているものがあります。



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