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ファーウェイが世界中の子どもたちの視力障害の初期兆候の検知に役立つ「トラックAI」を発表



有力な眼科専門機関と提携して、ファーウェイのAIとスマートフォン技術を世界中の眼科病院で活用へ


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ファーウェイは、有力な医療研究機関と協力して、当社のAIの専門力を動員しながら、子どもの視力を守る活動に取り組んでいます。IISアラゴンおよびDIVEメディカルと協力し、AIを活用して子どもの視力障害の初期兆候を検知し診断する評価ツール「トラックAI」を共同開発しています。






このプレスリリースにはマルチメディアが含まれています。リリース全文は下記でご覧ください。



世界保健機関によると、世界全体で1900万人の子どもたちに視力障害があり、そのうち70%から80%は予防可能または治癒可能であると推定されています。ほとんどのケースでそうした子どもたちは何年もの間、視力障害があると診断されず、そのため視力、全般的な発達、教育や社会参加の機会に対して、より深刻な影響が生じます。現在、1280万人の子どもたちが、重症度が低く容易に防止できるタイプの視力障害に罹っています。



DIVEメディカルの小児眼科医であるVictoria
Pueyo氏は、次のように述べています。「過去数年間にわたり、幼児らの視覚機能を評価するツールを開発して、視力障害のある子どもたちを発見することに傾倒してきました。」



「ファーウェイがAIを活用してDIVEを支援し力を与えてくれたおかげで、この目標に向けて活動することが可能になりました。この技術を世界規模で導入することを目指しており、多民族的アプローチをもってすればあらゆるタイプの視力障害に対応できます。」



視力障害の検知は、視覚機能のさまざまな面を試験できるように設計された刺激を患者に見てもらいながら、Matebook
E上で動作するDIVE(Devices for an Integral Visual
Examination、総合視力試験用デバイス)ソフトウエアで両目の視線をモニタリング・追跡して行います。その後、患者の凝視パターンから収集したデータを、HUAWEI
HiAIアルゴリズムを使用してHUAWEI P30スマートフォンで処理し、視力障害の潜在指標を特定します。



トラックAIプロジェクトでは、HUAWEI P30とHUAWEI
HiAI技術を利用して、これらの問題を生後6カ月ほどから可能な限り早期に発見できるよう、使いやすく手頃な価格の携帯用機器を開発します。最終的に目指すのは、研修なしで担当者の能力を高めて、視力障害を持つ可能性のある子どもを発見して、早期に治療を受けられるようにすることです。



ファーウェイのテクノロジーエキスパートであるPeter
Gaudenは、次のように述べています。「以前であればスマートフォンにはAIを使用した複雑なアルゴリズムを処理するに十分なパワーはなく、データをクラウドに送信して処理する必要がありました。クラウドと通信するため、AIの処理が遅くなり、またネットワークがなければ役に立ちませんでした。新しいトラックAI技術は、ファーウェイの最高水準の機械学習技術およびオンデバイスAI処理技術と、IISアラゴンおよびDIVEメディカルによる実際の研究成果や知見を組み合わせたものです。」



「トラックAIは、人間にできることの境界を押し広げ、善き目的のためにAIを活用するという、ファーウェイが本腰を入れて取り組む広範な活動の1つです。このプロジェクトで目指しているのは、世界のあらゆる場所で子どもを持つ親や医師がAI技術を通じ、より迅速、容易、効率的に視力障害を検知できるようにすることです。」



視力障害検知の仕組み



視力障害のある子どもでは、健常な視力の子どもとは異なる凝視パターンが見られます。DIVEでは、科学的知見に基づき設計された視覚刺激が与えられている間、凝視位置に関するデータを正確に収集することが可能です。専門家でない医療従事者がこのデータの意味を解釈することは困難ですが、AIを活用すれば、健常でない凝視パターンを発見できるようコンピューターをトレーニング可能です。その結果、スクリーニングがより容易になり、診断補助に役立つとともに、診断から症状管理までのプロセスが迅速化されます。



トラックAIでは、GoogleのオープンソースプラットフォームであるTensorFlowの機能とHuawei
HiAiを基盤に、スマートフォンAIの未来を決定付ける有力AI処理チップとしての画期的なKirin
980チップを使用して、スマートフォン上に機械学習システムを構築しました。



オンデバイスAIを支えるのはKirin
980に内蔵された専用のニューラル処理装置2基(デュアルNPU)です。AI機能がスマートフォン自体で処理されることになり、ユーザーのプライバシーを確保しつつ大幅なスピードアップを実現できます。また、このデュアルNPUにより、スマートフォンのAI機能が時とともにスマート性を増すとともに、日常使用での性能と効率性の向上も期待できます。



スマートフォン上のトラックAIは携行可能で、Wi-Fi接続を必要とせず、データをリアルタイムで受信できるため、診断のスピードアップが実現します。ファーウェイのスマートフォンのこれまでにない機能により、トラックAIは世界のあらゆる場所で、英国の病院の眼科医からアフリカの地方の村医までが、利用できるようになります。



初期の試験運用からすぐ、広範に普及することになります。AIを基盤とするシステムを開発するには大勢の子どもたちのデータを収集する必要があり、研究センターでは現在のところ3大陸5カ国(中国、メキシコ、UAE、スペイン、英国)における試験のデータを収集しています。大量のデータが集約された後、ニューラルネットワークをトレーニングし、今年中にプロトタイプ機器の試験運用を開始し、計画では2020年に本格展開して医療従事者による早期診断・治療に役立ててもらいます。



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-以上-



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