UNH-IOLが初のOVP認定サードパーティー・ラボに認定される

2019年04月06日 01:26:00
マネー
ビジネスワイヤ

米ニューハンプシャー州ダーラム--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ネットワーク産業に幅広い試験・規格準拠サービスを提供する独立系プロバイダーのニューハンプシャー大学インターオペラビリティー・ラボラトリー（UNH-IOL）は本日、OPNFV検証プログラムにおける初のOVP認定ラボとして認定バッジを取得したと発表しました。

Linuxファウンデーションのコミュニティー・エコシステム開発担当バイスプレジデントのヘザー・カークシー氏は、次のように述べています。「私たちは、開発コミュニティー内での継続的な成長と勢いを確認して高い期待を感じています。初めてのOVP認定ラボを発表できることは、このようなプログラムと活動における新たな成果です。初のOVP認定ラボとなるUNH-IOLは、市販されるNFVIとVNFの製品に保証を提供し、ベンダーにとっては、市場対応や相互運用可能な「1つのNFVI」という未来に向けて準備するための選択肢が増えたことになります。」

認定試験ラボとして、UNH-IOLはオープンソースのコミュニティーに対する注力姿勢を示し、試験実行の能力水準を証明しました。この発表と同時にプログラムが拡張され、ONAPプロジェクト内で定義された要件に基づいたVNF（仮想ネットワーク機能）の試験が含まれるようになりました。これまでは、このプログラムには、OPNFVコミュニティー内で合意された一連の試験に従ったNFVIプラットフォームやインフラストラクチャーの機能試験が含まれていました。

UNH-IOLシニアエンジニアでLF Networking Compliance and Verification
Committee委員長のリンカーン・ラボワは、このように述べています。「オープンソース・ソフトウェアのエコシステムが成長を続けるにつれ、オペレーターもエンドユーザーも、システムの統合と試験における複雑化する問題に直面しています。このようなプログラムを作ることで業界は拡張性のある試験を作るために協力し、プログラムの要件や目標に関してエンドユーザーの意見を聞いています。UNH-IOLは、オープンで合意された試験計画に基づいた試験サービスを業界に提供することで、このプロセスに参加できることをうれしく思います。」

UNH-IOLは、OPNFVのサービスとしてのラボ（LaaS）インフラストラクチャーのホストとしてOPNFVおよびLinuxファウンデーションと2016年後半から協力し、Linuxファウンデーションのネットワーキング・プロジェクトのためのリソースをコミュニティーとデベロッパーに提供してきました。UNH-IOLはまた、ほかのOPNFVプロジェクトのためのハードウェアをホスティングし、プロジェクト内のデベロッパーが利用できるようにしています。UNH-IOLおよびOPNFVコミュニティーとの協力の詳細については、OPNFV試験サービスのページをご覧ください。

UNH-IOLのリンカーン・ラボワは、今週カリフォルニア州サンノゼで開催される2019年オープン・ネットワーキング・サミット（ONS）において、LFN内でCVC（Compliance
and Verification
Committee）のビジョンに関して講演を行います。UNH-IOLはONSにおいてLFネットワーキング・デモにも参加します。デモはLaaS
2.0の機能に関するものになり、詳細はONSイベントのページでご覧いただけます。

UNH-IOLについて

UNH-IOLは、世界最高クラスのデータ・ネットワーキング・リソースであるために努力しています。1988年に始まったUNH-IOLは、数百万ドル規模のテストベッドを構築して試験ソリューションを構築していますので、効率的に企業を支援することができ、コスト効果の高い形で商品を市場に投入できるようにしています。UNH-IOLのサービスは、ネットワーキング、データ、通信、ストレージ関連製品の幅広く包括的な相互運用性と規格準拠の試験を実施しながら市場のニーズに応えています。UNH-IOLのスタッフの幅広い経験、標準化機関への参加、2万8000平方フィートを超える施設、未来の相互運用性試験・検証を担う100人以上の学生は、業界から頼りにされています。

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