パラオのモバイル通信事業者が加入者のデータ利用の急増で、O3bとの契約初年度に2回のアップグレード
ジャージー島セントヘリア--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
O3bネットワークスは本日、パラオで情報通信（ICT）サービスを提供する大手企業のパラオ・テレコムが、2015年1月にO3bサービスの提供を開始して以来、2回目となる容量アップグレードを行ったと発表しました。パラオ・テレコムはスループットの増加により、高度なセルラーネットワークと無線テレビネットワークを今後もパラオ全体で展開できます。
パラオ・テレコムは2015年1月に初めて、O3bリンクを介した高スループット・低遅延の接続を同社の加入者に提供しました。しかし、即座かつ持続的にデータ利用が急増して、すぐに追加容量が必要なことを示していたため、2015年9月にアップグレードを行い、引き続き12月にも再びアップグレードを実施しました。
太平洋西部に位置するパラオの2万1000人の国民は、海底ファイバーケーブルを利用できない250の島々に分散しています。従来の静止衛星（GEO）よりも地球に近いO3b衛星を利用すると、遅延を減らし、インターネットのスピードを高速化し、ユーザーが利用する音声と映像の品質を改善できます。
パラオ・テレコムのサム・マサング最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「パラオ・テレコムはO3bとの提携を再び拡大し、観光やビジネスから教育まで、我が国と国民に可能性を再考する力を与えることができ、うれしく思います。当社がO3bと提携して帯域幅を拡大するのは、これで2回目になります。同社の実証済みのネットワークは、私たちの顧客が求めているアプリやソリューションに不可欠な低遅延性を提供しています。」
O3bネットワークスのアジア太平洋および中東担当バイスプレジデントのImran
Malikは、次のように述べています。「O3bはパラオ・テレコムと強固かつ戦略的な提携関係を構築し、パラオの人々が新しいアプリケーションと優れた性能を体験できるようにお手伝いできることを、光栄に思います。O3bは、大陸の主要都市の人々が利用しているのと同じ品質の接続性を島に住む人々にも提供することを使命としており、パラオ・テレコムは同社加入者にそれを提供する上で貢献してくれました。」
O3bネットワークスについて
O3bネットワークスは、新興市場の通信事業者、インターネットサービスプロバイダー、企業顧客や政府機関のために次世代の衛星ネットワークを運用する世界的な衛星サービスプロバイダーです。O3bのシステムは、世界をカバーする衛星と高速光ファイバーネットワークを組み合わせ、約180カ国の何十億の消費者や事業者に対し、安価で高速、低遅延のインターネット接続およびモバイル接続を提供します。O3bネットワークスに投資している企業には、SES、グーグル、リバティ・グローバル、HSBCプリンシパル・インベストメンツ、ノースブリッジ・ベンチャー・パートナーズ、アレン・アンド・カンパニー、南アフリカ開発銀行、ソフィナ、サティヤ・キャピタル、ルクセンパートがあります。O3bネットワークスは、チャンネル諸島ジャージー島セントヘリアに本社を置いています。
パラオ・テレコムについて
パラオ・テレコムは、パラオ・コミュニケーションズ＆エレクトロニクス・カンパニー（PCEC）が立ち上げました。PCECは1987年より、パラオ・エクイップメント・カンパニーという名称で運営されています。当初はUHF、VHF、SSB無線を通じて、通信サービスを提供していました。
パラオ・テレコムは、パラオにブロードバンドと無線インターネットを提供し、企業や消費者にインターネットサービスの選択肢をもたらすために設立されました。
詳細情報については、www.palautelecoms.comをご覧ください。
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