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大阪シティバスのバス接近情報システムを刷新 大阪万博でのインバウンド増加への対応も踏まえ、Google Maps連携に向けた整備を開始



接近情報サービス「大阪シティバス いまどこ?」


スマートフォン利用方法(図ア~ウ)


スマートフォン利用方法(図エ~オ)


※【参考資料】図ア

大阪シティバス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:木田 俊郎、以下 大阪シティバス)、名鉄EIエンジニア株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:安藤 愼、以下 名鉄EIエンジニア)、株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 両備システムズ)は、大阪シティバスが運行する一般路線バス(一部を除く)において、新しいバス接近情報システム(以下:当システム)「大阪シティバス いまどこ?」を導入し、本日2023年12月20日(水)から運用を開始しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/379761/LL_img_379761_1.jpg
接近情報サービス「大阪シティバス いまどこ?」

当システムは、バスの車載器が搭載するGPS機能を利用し、車両の位置情報をほぼリアルタイムで運行管理者が把握するとともに、バス利用者様にスマートフォンやPCを通じて、バスの運行情報を提供します。
これまでも大阪シティバスは、自社ホームページ上や様々な乗換検索サービス、地図情報サービスにて、バスの時刻表や乗換案内、運賃情報を提供してまいりましたが、本日より、バス利用者様がバスの現在地や停留所への到着予測時刻などのリアルタイムな運行状況をスマートフォンで把握できるようになり、利便性の向上に寄与するものと考えています。
また今後は、国土交通省及びGoogleが推進しているデータのオープン化に対応することで乗換検索サービスを始めとするGoogle Mapsとの連携サービスに向けて、2024年からの提供を目指し開発を計画しています。
加えて今回の導入は、「2025大阪・関西万博」で増加が見込まれるインバウンド観光客のバス利用促進に向けた整備の一環でもあり、外国語(英語、韓国語、中国語〔簡体字・繁体字〕)に対応しています。当システムから得られる運行実績データの分析・活用等によって、より一層のお客様へのサービス向上を進めて参ります。


1. サービスの概要
(1)サービス開始日:2023年12月20日(水)
(2)対象路線 :大阪シティバスが運行する一般路線バス(一部を除く)
(3)各社の役割
● 大阪シティバス:路線バスの運行、システム導入・運用
● 名鉄EIエンジニア:サービス設計、システム導入支援、バス接近情報システムの上位システムである営業所管理システム・勤怠管理システムとの連携対応
● 両備システムズ:「Bus-Vision」をエンジンとするバス接近情報システムの開発・提供


2. スマートフォンでの利用方法
Webブラウザにて、バス接近情報専用サイト( https://oc.bus-vision.jp/osakacitybus )へアクセスします。
接近情報サービス「いまどこ?」では主に以下のことができます。
● 停留所名を入力してバス接近情報をクリックすると、バスの到着予測時刻が分かります。(図ア)
● 検索履歴からよく使う停留所をワンクリックで選択することができ、一度に検索結果画面を表示することができます。(図ア、イ)
● 下部の言語タブを切り替えることで、外国語(英語、韓国語、中国語〔簡体字・繁体字〕)で表示することができます。切替後は指定した言語で検索することができます。(図ア)
● 対象のバス車両が現在運行している位置を地図上で確認することができます。(図イ)
● 時刻表から運行予定を確認することができます。(図ウ)
● (停留所名がわからなくても)地図検索機能より、表示されている地図から停留所のアイコンを選択することで到着予測時刻等が分かります。地図上のテキストボックスから住所やランドマークの位置を検索できるので、行きたい場所の最寄りの停留所を検索することができます。(図エ)
● 実際の運行をもとに「遅延証明書」を出力することができます。(図オ)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/379761/LL_img_379761_2.jpg
スマートフォン利用方法(図ア~ウ)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/379761/LL_img_379761_3.jpg
スマートフォン利用方法(図エ~オ)

3. バス接近情報システムに採用された「Bus-Vision」の特長
● 車両の位置情報を運行管理者が把握するとともに、バス利用者様に、バス停留所に設置したサイネージやスマートフォン、PCを通じて、バスの運行情報を提供
● バス車載器構成は、ルーター経由でGPS搭載の車載器、IP無線機を接続する機器構成により、初期導入費用・ランニング費用ともに大幅なコスト削減を実現
● GPSの位置情報および運行情報を活用することにより、バス運行の入出庫のみならず中休による入出庫を判定し、勤務管理の支援を実現
● システム連携により、データ入力の手間を極力無くし、業務運用の効率化を実現
● 国土交通省及びGoogleが推進しているオープン化(GTFS-JP/GTFS-RT)に対応し、乗換検索サービスを始めとするGoogleの各サービスとの連携が可能

「Bus-Vision」製品・サービスサイト(両備システムズ)
https://service.ryobi.co.jp/business_innovation/busvision/


【参考.会社概要】
【大阪シティバス株式会社】
所在地 : 〒550-0025 大阪市西区九条南1丁目12番62号
設立 : 昭和63年(1988年)6月20日
代表者 : 代表取締役社長 木田 俊郎
事業内容: 路線バス、IKEA鶴浜行バス、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)行バス、
関西国際空港行空港リムジンバス、貸切バス
サイト : https://citybus-osaka.co.jp/


【名鉄EIエンジニア株式会社】
所在地 : 〒456-0031 名古屋市熱田区神宮四丁目3番36号
設立 : 1966年12月
代表者 : 代表取締役社長 安藤 愼
事業内容: 鉄軌道の電力、信号及び通信設備その他の電気設備等の設計、
施工及び保守電気、電気通信、建築工事の設計、監理、施工、調査、
測量、点検、整備及び修理電気設備、電子計算機設備及び
各種機械のシステム設計、技術販売及びコンサルタント
サイト :https://mei-ei.co.jp/


【株式会社両備システムズ】
社名 : 株式会社両備システムズ
本社所在地 : 岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12
杜の街グレースオフィススクエア4階
代表者 : 代表取締役社長 松田 敏之
設立 : 1969年12月
資本金 : 3億円
事業内容 : 公共、医療、社会保障分野および
民間企業向け情報サービスの提供
(システム構築、アウトソーシング事業)、
ソフトウェア開発、データセンター事業、
ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、
ハードウェア販売および保守サービス、
AI・IoTなど先端技術研究開発
コーポレートサイト: https://www.ryobi.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ】
株式会社両備システムズ ビジネスイノベーションカンパニー
TEL:086-200-1020
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