なぜ薬学部に入学したのですか?


就職先として検討している先はどこですか?


学校生活で大変なことはなんですか?


今アルバイトをしていますか?

医療・介護・福祉業界の採用支援、経営支援を行う株式会社CBホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木 尚之、以下CBホールディングス)は、一般社団法人 日本薬学生連盟(以下、日本薬学生連盟)に所属する学生に対し「薬学生のライフスタイル」に関する調査を行い、「薬学生あるある~2019年版~」としてまとめましたので、報告いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/181797/LL_img_181797_1.png
なぜ薬学部に入学したのですか?

【調査背景】
CBホールディングスでは、サービスを提供する中で「薬学生って何を勉強しているの?」など、薬学生に関する疑問をもらうことがあり、一般の方が「薬学生」をイメージできる機会は少ないと想定しています。しかし、今日において、薬剤師の数は、全国30万人を超え、看護師、医師に次いで日本で3番目に多い医療資格者となりました。30年間の平成時代で10万人ほど増加しています。そこで、薬剤師の卵である「薬学生」をわかりやすく知っていただくため、調査実施に至りました。


【調査概要】
調査手法 :ペーパーアンケート(無記名式)
有効回答数:45人(4年制2人・6年制43人)
調査実施日:2019年3月16日(土) 日本薬学生連盟の年会にて実施
調査対象者:日本薬学生連盟に所属している薬学生 1年~6年生


【薬学生あるある調査結果概要】
1.薬学部への入学理由は「薬剤師の勉強・資格に興味があったから」が48%
幼少期の経験から薬剤師を目指す学生が多いことが判明

2.病院に薬剤師っているの?実は約半数が「病院」を就職先として検討

3.学校生活で大変なことは「勉強」&「時間の使い方」
多忙な学生生活の中でも、約9割の学生が勉強とアルバイト・学外活動を両立!

4.薬学生はお酒の飲み方が上手?!お酒が好きと答えた人は73%

5.食品を買ったり薬を処方された時は「思わず成分表示を確認してしまう」が約半数

6.薬学生同士での恋愛経験は意外と少ない?!
薬学生の恋愛事情 「好きになっても付き合って別れたら自分も周りも気まずい」

7.【番外編】その他、寄せられた薬学生あるある
「試験のお供はエナジードリンク!」「まるでサバイバルな進級発表」など


【結果詳細】
1.薬学部への入学理由は「薬剤師の勉強・資格に興味があったから」が48%
幼少期の経験から薬剤師を目指す学生が多いことが判明
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幼少期の経験から「薬剤師に憧れた」「薬剤師に興味を持った」等の理由が約半数を占めました。また、医師や看護師を目指すきっかけの一つとして「テレビドラマを見て影響された」が挙がることがありますが、「薬剤師」はテレビドラマで取り上げられることがほとんどないので、前述の理由はありませんでした。なお、その他には「親のすすめ」「安定」という理由が挙がりました。

■「薬剤師の勉強・資格に興味があったから」を選んだ理由
・入院した時に出会った薬剤師さんに憧れたから(1年 熊本 女性)
・小さいころからアレルギー体質で病院に通っていたが、薬が合わないという話を聞いてくれたのが薬剤師だったから(2年 宮城 女性)
・飲みにくい薬の剤型、味を変えたいと思ったから(1年(4年制) 東京 女性)


2.病院に薬剤師っているの?実は約半数が「病院」を就職先として検討
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医療資格者のうち、看護師・医師に次いで、多いのが薬剤師(ちなみにドラマ化され話題の診療放射線技師は約5万人)。医薬分業で病院に薬剤師はいないのでは・・と思われる方もいるかもしれませんが、病院にも薬剤師はいます。病院を就職先として検討している理由は、主に「様々な経験が出来る」「多様な人と働ける」という回答でした。
なお、病院に次いで多いのは調剤薬局。「地域との距離が近い」「病院よりも長期的に人々に寄り添えそう」「在宅医療なども行える」という理由から選ばれていました。
一般企業については「全く違うキャリアからスタートしたい」という理由から「証券会社」、その他では「海外に興味がある」という理由から「国境なき医師団」のような団体も挙がりました。

■「病院」を就職先として検討している理由
・若いうちに色々経験したい(3年 大阪 女性)
・幅広くいろんなことができる人になりたい(2年 岐阜 女性)
・他職種との距離が近い(2年 宮城 女性)


3.学校生活で大変なことは「勉強」&「時間の使い方」
多忙な学生生活の中でも、約9割の学生が勉強とアルバイト・学外活動を両立!
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「学校生活で大変なこと」を質問したところ、「時間の使い方」「勉強・テスト関係」に二分されました。勉強面では、「量が多い」「朝から晩までの授業」「卒研のデータがうまくいかない」などの理由が挙がりました。時間面では、「お金も足りないしバイトしていると勉強がおろそかになる」や「旅費や日程が厳しい、他のものと被る」など、「勉強とその他の活動の両立」が難しいという意見が中心でした。


【一方で、85%の学生がアルバイトをしており、91%の学生が学外活動を掛け持ちしている】
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過去にアルバイトをしていた人を含めると9割の学生がアルバイト経験がありました。
学外活動については、「人脈が広くないと留年する」という意見もあり、時間が無い中でも、様々な団体に所属して人脈を広げることが結果的に勉強・テスト攻略に繋がっているという様子が覗えます。また、薬学部ではクラス替えが無いケースが多く、国家資格合格のためにも他クラス、他大学との情報交換が重要になるようです。加えて「学外活動をする上で、ある程度お金が必要になるため、アルバイトをしなければならない」という声も挙がりました。

本アンケートは「日本薬学生連盟」に入会している薬学生に調査しましたが、入会理由も「人脈を広げるため」「経験を積むため」が半数を占めました。

■日本薬学生連盟に入会している理由は?
・自分の通っていない大学の人と知り合いたかった(3年 男性 東京)
・人脈を広げたかった。自分の将来の就職先の決定の材料になればいいと思った(2年 女性 石川)
・他の地域や他の職種など、自分の知らない世界と関われるから(2年 女性 宮城)
・とりあえず自分を変えたかった(4年 女性 大阪)

※学外活動:サークル・部活・学生団体など


【薬学系や医療系のサークル・団体の掛け持ちが多い】
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忙しい中でも掛け持ちしているサークル・団体は「漢方」「薬草」をはじめとする薬学系や「救急医療」をはじめとする医療系が多く挙がりました。薬学部は6年間、クラス替えがないケースが多いため、「他の大学の学生と交流したい」「将来に役立ちそうだから」という意見が目立ちました。

■その他、サークル・団体に関する個別の意見
・仕事を始めたあと、役に立つと思ったから(一次救急処置BLSを学ぶ救急サークル 2年 女性 徳島)
・大学では学べないことを学びたいから(北海道の薬学生合同サークル 2年 女性 宮城)
・学んでみて必要だと思ったから(東洋医学研究会 2年 女性 熊本)
・全国の医療系学生と交流できるため(国際医学生連盟 5年 男性 愛知)


【アルバイトは時間の融通が利く「塾講師」や「単発・派遣」が人気】
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飲食・小売の中でも「24時間営業で朝早く働ける」「シフトが自由」「テスト前に休める」という理由で、現在のアルバイトを選んでいるケースが目立ちました。研究が始まるといつ終わるのか時間が読めないこともあり、「時間の融通」は薬学生のアルバイト選びの重要項目となるようです。
また、その中でも塾講師については、時間の融通に関連する理由の他に、「やり甲斐」「スキルアップ」を求めている傾向がありました。

■その他、アルバイトに関する個別の意見
・別の医療機関を見てみたかった(歯科医院の受付 2年 女性 岐阜)
・小さいときからのあこがれ(巫女 1年 女性 熊本)
・理学療法士や柔道整復師など他の医療系学生がいるから(スポーツジム 3年 女性 福岡)
・学校とも両立できるし、時給もいいから(単発で軽作業やにぎやかしなど 2年 女性 宮城)
・礼儀を学びたかった(ブライダルスタッフ 2年 女性 大阪)


4.薬学生はお酒の飲み方が上手?!お酒が好きと答えた人は73%
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若者の「酒離れ」が話題ですが、お酒が好きと答える薬学生が73%でした。なお、大手情報会社が2015年に実施した調査結果によると、お酒好きと答えた成人大学生は回答者全体の47.9%でした。薬学生は、出会いや人脈を大切にしている方が多いので、中にはお酒自体ではなく、お酒の場が好きという方も含まれていると想定できます。
また、平日は、次の日が早い人が多いため、潰れるまで飲んだり、羽目を外して夜通し飲んだりする人は少ないようです。アセトアルデヒドを早く代謝するために水をたくさん飲むという意見もあり、学業の知識を活かして、節度を持った飲酒を心がけているのかもしれません。

■薬学生の飲み会あるあるを教えてください
・グレープフルーツジュース(GFJ)を注文すると相互作用の話となる(3年 男性 北海道)
・アセトアルデヒド・アルコール脱水素酵素の話はする(6年 女性 愛知)
・パッチテストどうだったか。野生型かヘテロかの話をする(2年 女性 宮城)
・再試情報の収集、焼肉が始まると「メイラード反応」と言う(3年 女性 熊本)
・山手線ゲームのお題が薬の一般名(3年 女性 福岡)


5.食品を買ったり薬を処方された時は「思わず成分表示を確認してしまう」が約半数
「薬学生の買い物あるある」をお伺いしたところ、何より多かったのが「成分表示を見る」に関連する回答。約半数の方から「薬や食品等の内容物・成分表示を確認する」という意見が挙がりました。

■薬学生の買い物あるあるを教えてください
・あやしいサプリメントとかのCM見ると効くわけないと断言できる(1年 男性 滋賀)
・エナジードリンクの成分表をみて、どれがβ酸化、クエン酸回路回すか考える(5年 男性 宮崎)
・ドラッグストアで漢方のブースにたまる(2年 女性 熊本)
・ちょっと体調悪いとき市販の漢方薬試してみたくなる(1年 男性 熊本)
・処方された薬が何に効くか確認する(1年 男性 北海道)

その他「健康食品は体に悪い」や「たいていのものはある程度悪い」という意見が少数ありました。

中には「エナジードリンク」や「コンビニ弁当」が体に悪いという意見が挙がりましたが、「試験前にはエナジードリンクを何本も飲む」や「自炊する時間が無いから、結局コンビニ弁当を毎日食べたりする」とのことで、結局気にせずに食べてしまうことがわかりました。

■今回挙げてもらった体に良くないと思っている食べ物・飲み物
マーガリン、カップラーメン、着色料がついているもの、エナジードリンク、炭酸飲料・コーラ、増粘多糖類、果糖ぶどう糖、砂糖類の入っているもの、海外のグミ菓子、清涼感のあるタブレット菓子、粉を混ぜて作る駄菓子、ポテトチップス、フライドポテト、ファストフード、こってりラーメン、コンビニ弁当、fatが多いもの、トランス脂肪酸、酸化した油、加工肉・ハム、紅ショウガ、赤いイカの駄菓子・・etc


6.薬学生同士での恋愛経験は意外と少ない?!
薬学生の恋愛事情 「好きになっても付き合って別れたら自分も周りも気まずい」
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最後に、薬学生の恋愛事情についても聞いてみました。「6年間クラス替えが無いことがほとんど」という薬学生。学内で恋愛に発展するカップルもいるようですが、今回の調査では、付き合ったことがある方が32%。薬学生同士で付き合った経験は意外と少ないことがわかりました。

■薬学生の恋愛あるあるを教えてください
<Yes>薬学生(薬剤師)と付き合ったことがある派
・文系の話もとても興味があるが、授業の量が違いすぎてスケジュールが全然合わない。
学内カップル別れたらとても気まずい。卒業するまで一緒は辛い(3年 女性)
・元カノの友達が彼女になる(5年 男性)
・同学部、医療系学部の人と付き合いがち(3年 男性)
・実習で出会う(3年 女性)

<No>薬学生(薬剤師)と付き合ったことがない派
・恋愛する人、しない人に完全に分かれる(3年 男性)
・学生のうちに恋人が出来ないと将来、結婚出来ない説、多め(2年 女性)
・出会いはあっても発展しない(2年 男性)


7.【番外編】その他、寄せられた薬学生あるある
☆試験のお供はエナジードリンク!
・試験前の大学のゴミ箱はエナドリの空き缶だらけ(1年(4年制) 女性 東京)
・試験前にエナジードリンクが売り切れる(3年 男性 北海道)
・試験前はエナジードリンクを何本も飲む(1年 男性 滋賀)

★まるでサバイバルな進級発表
・進級発表の日はSNSがあれる(3年 男性 滋賀)
・先輩が後輩になる(3年 女性 福岡)
・留年で人が消える(2年 女性 大阪)

☆発狂!試験前が辛すぎる!!
・試験前の図書館がヤバい(6年 女性 愛知)
・試験でうつになったりする(5年 男性 愛知)
・国試前になると先輩たちのマスク率が上がる(メイクをする間を惜しんで勉強してるから)(2年 女性 愛知)

★勉強内容を生活に取り入れがち
・トイレに行くことを、尿道括約筋から説明する(4年 女性 大阪)
・街中を歩いていると歩行分析する(4年 男性 兵庫)


【調査元・総括】
夜通し実験をすることになったり、立て続けに受けなければいけない試験が待っていたり・・と何かと忙しい薬学生。しかし、時間が無い中でも勉強・学外活動・アルバイトに意欲的に取組み、日々、楽しんで充実していらっしゃる方が多いという印象を受けました。また、学外活動に医療系を選んだり、飲み会の場では「テストの情報収集をする」という意見もあり、勉強に真面目で今後の日本の医療を担う方にふさわしい意識の高さが覗えると感じました。中には「試験前にエナジードリンクを何本も飲む」「自炊する時間が無いから、結局コンビニ弁当を毎日食べたりする」という意見も見受けられましたので、体調には十分に気を付けて学生生活を送ってほしいです。

※アンケート記載に関する補足事項
・学年はアンケートを実施した2019年3月16日時点のものです。
・()書きで4年制と記載がある方以外は、6年制の大学に通っている方となります。薬剤師の国家資格を取得目指す薬学生がいる大学は6年制です。4年制は薬剤師にはならず研究者等を目指す方が通っています。


【一般社団法人 日本薬学生連盟について】
WHO(世界保健機関)やFIP(国際薬剤師・薬学連合)と正式にパートナーシップを結ぶIPSF(国際薬学生連盟)に日本で唯一正式加盟している、薬学生による薬学生のための団体です。
日本薬学生連盟は、「薬学の専門性及び発展性に寄与する活動を推進し、薬学生の医療に対する意識や能力の向上をはかることにより、日本及び国際社会に貢献すること」を目的とし、「薬学生に新しい価値を」「薬学生のプラットフォームを創る」というミッションを掲げ、目的達成のために活動しています。

<主な活動内容>
・世界の薬学生との交流(ワールドコングレス、アジア太平洋薬学生シンポジウム、スタディツアーなど)
・公衆衛生活動(献血推進活動・薬物乱用防止など)
・病院・企業見学
・就職活動支援
・薬学部を目指す受験生の相談窓口

会員数: 950名(2018年3月時点)
支 部: 東北・関東・東海・関西・九州
サイト: https://apsjapan.org
お問合せ先: 一般社団法人 日本薬学生連盟 広報部 publications@apsjapan.org


【株式会社CBホールディングス(CBグループ)について】
CBグループは、医療・介護・福祉業界に対する経営課題を解決する会社として、設立から20年目に入ります。
親会社 : 株式会社CBホールディングス( https://www.cb-hd.co.jp )
グループ会社 : 株式会社CBコンサルティング、株式会社CBパートナーズ、
株式会社CBアドバイザリー、株式会社CBメディカル、株式会社CBナレッジ
事業内容 : M&A支援 開業支援 人材採用支援 宣伝広報支援 病院経営支援 事業立案支援
医療介護ニュース配信 セミナー開催
サービスサイト: 転職サイト「本音de転職( https://www.hon10.net )」、
医療・介護ニュース「CBnews( https://www.cbnews.jp )」
事業所 : 東京本社(東京都港区浜松町1-18-16 住友浜松町ビル7F)、他、全国9支社


【お問い合わせ先】
株式会社CBホールディングス 広報担当
TEL : 03-6430-3900
Mail: ml-pr@cb-hd.co.jp

情報提供元:@Press
記事名:「沢山いるのにあまり知られていない薬学生の生態 現役薬学生に聞いた「薬学生あるある~2019年版~」を発表