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知らないうちに衰えている!運動機能をチェック「ロコモ度テストツール」発売



ロコモ度テストツール


立ち上がりテストボックス


2ステップテストシート


「ロコモ度テスト」の項目と臨床判断値

医療・福祉・健康分野の機器、材料を開発・製造・販売するアルケア株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木 輝重)は、運動器の衰えや障害により要介護リスクが高まるロコモティブシンドローム(以下、ロコモ[※1])の段階を判断するための「ロコモ度テストツール」を2016年6月1日(水)に発売します。

発売するツールは、「立ち上がりテストボックス」と「2(ツー)ステップテストシート」の2商品。これにより、日本整形外科学会が策定したロコモの臨床判断基準「ロコモ度[※2]」を簡単・正確に知ることができます。



※1 ロコモ:運動器の衰えや障害により移動機能の低下をきたし、要介護になるリスクの高い状態になること。日本整形外科学会が2007年より提唱

※2 ロコモの進行状況を「ロコモ度1(移動機能の低下が始まっている段階)」、「ロコモ度2(移動機能の低下が進行している段階)」と判定する。臨床判断値は、日本整形外科学会が2015年策定





■20代から衰えは始まる?!~早めに自分の運動機能状態を知ることが大切~

要介護などの原因の1位は「運動器の障害」であり、特に高齢者においてロコモ予防への注目が高まっています。

しかし、ロコモは高齢者だけの問題ではありません。移動能力に重要な下肢の筋肉(特に大腿前面)は、上肢と比較するとその低下が著しく、「20歳台をピークに、年間1%程度低下する」ということが多くの研究によって報告されています。「まだ若いから大丈夫」「元気に生活できている」と思っていても、衰えは本人の自覚なく進んでいることもあります。

誰もがロコモの状態を簡単に知ることができ、早い段階から予防・改善に取組めるよう、アルケアはロコモの専門である整形外科をはじめ、若年・中年層の方も定期的に訪れる人間ドックなどの健診施設へも、ロコモ度テストが普及することを目指しています。





■何歳でも気付きさえすれば、改善は可能~神奈川県 大磯町での取り組み例~

自らのロコモの状態を知る場が確立されていないため、ロコモ度テストを経験したことのある人はごくわずかだと思われます。しかし、要介護状態になる原因の第1位である「運動器」の状態を、誰もがより手軽に把握できるようになることは、高齢化が加速する日本においては特に大きな意味があります。



神奈川県の大磯町では、2015年度より全国に先駆けてロコモ度テストを特定健診の場(国保集団健診)に導入しました。メタボを診る特定健診の場で、ロコモ健診も実施した513名のデータによると、メタボに該当した方が約2割であったのに対し、全体の約6割の方がロコモに該当する結果となりました[※3]。また、ロコモリスクの高い方を対象に約半年にわたって開催された介護予防教室「おおいそアンチロコモ教室」(N=69/平均年齢71.3±4.8歳)では、6ヶ月後の下肢筋力は実に87%の参加者が向上するという結果になりました[※4]。

大磯町のケースは一例ではありますが、高齢者であっても運動機能の改善は可能であることを示しています。自分の運動器の状態を知ることがきっかけとなって運動への意欲が高まれば、介護予防・機能改善への一歩に繋がると考え、自治体における取組みなどでロコモ度テストの活用を見込んでいます。



※3 ロコモ該当者:301名(全体の58.7%)、メタボ該当者:107名(全体の20.9%)、ロコモ・メタボ該当者:77名(全体の15%)

※4 訓練機能付下肢筋力測定器『ロコモスキャン』(アルケア社製)にて下肢筋力を測定



【参考資料 アルケアホームページ アンチロコモ教室結果】

http://www.alcare.co.jp/PDF/160405.pdf





■日本整形外科学会の策定した「ロコモ度」を簡単・正確に知ることができる

「ロコモ度」とは、(1) 立ち上がりテスト(下肢筋力)、(2) 2(ツー)ステップテスト(歩行能力)、(3) ロコモ25(身体状態・生活状況)の3項目からなる「ロコモ度テスト」の計測結果から、各項目における臨床判断値を用いてロコモの進行状況を「ロコモ度1」「ロコモ度2」と判定するものです。この臨床判断値とは、2015年に日本整形外科学会が策定したもので、移動機能の低下の度合いである「ロコモ度」を判定することで、対処の目安を明らかにすることができます。

「ロコモ度テストツール」は、決まった高さから立ち上がる「立ち上がりテスト」、2歩幅の長さを測る「2ステップテスト」を実施する際に用いていただくことで、テストをより簡単・正確に行うことができます。



・ロコモ度テストの項目と臨床判断値

https://www.atpress.ne.jp/releases/102927/img_102927_4.jpg





■商品の仕様

<立ち上がりテストボックス>

寸法 :[40cm箱]奥行き350mm×座幅450mm×高さ400mm

    [30cm箱]奥行き350mm×座幅450mm×高さ300mm

    [20cm箱]奥行き350mm×座幅450mm×高さ200mm

    [10cm箱]奥行き350mm×座幅450mm×高さ100mm

耐荷重:120kg

販売店:全国の医療機器取扱商社

価格 :メーカー希望小売価格 ¥30,000(税別)



<2ステップテストシート>

寸法 :長さ4,000mm×幅500mm×厚み1.5mm

重量 :約3.6kg

販売店:全国の医療機器取扱商社

価格 :メーカー希望小売価格 ¥40,000(税別)





■会社概要

アルケアは高齢社会におけるエッセンシャルパートナーとなることを目指し、ウンドケア、オストミー&コンチネンスケア、ロコモティブケア、ナーシングケア、ヘルスケアの5つの視点でケア現場に貢献する事業を展開しています。



社名   : アルケア株式会社

代表者  : 代表取締役社長 鈴木 輝重

本社所在地: 〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル19階

創業   : 1955年7月

資本金  : 9,000万円(2015年6月末現在)

売上高  : 137億円(2015年6月末現在)

従業員数 : 500名(2015年6月末現在)

事業内容 : 医療機器・医療用消耗材料の研究開発、製造、販売業

事業所  : 本社、医工学研究所(以上、東京都墨田区)、

       千葉工場(千葉県千葉市)、物流センター(東京都江戸川区)

       営業所(札幌市、仙台市、さいたま市、東京都、横浜市、

       名古屋市、吹田市、広島市、福岡市)

関連会社 : 株式会社ザイタック(東京、大阪)

URL    : http://www.alcare.co.jp
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